MENU
タク
フォトグラファー兼ブロガー
フォトグラファーです。カメラやレンズ、その他アクセサリーに関する情報を発信していています。インスタグラムでも作例を発信中なのでぜひフォローよろしくおねがします。主な撮影はスポーツシーンとスナップです。スポーツは特にアメリカンフットボールの撮影が多く、チーム専属カメラマンの経験もあります。趣味はアメフト観戦、フラッグフットボール、ルアーフィッシングです。やや多趣味なので忙しすぎです。

NDフィルターの選び方【まずはこれでOK】

当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。
  • URLをコピーしました!

「NDフィルターの選び方が知りたい」
「NDフィルターって何を基準に選んだらいいの?」

という方に向けて記事を書きました。

この記事でわかること

  • NDフィルターの選び方【まずはこれでOK】
  • NDフィルターの種類について

NDフィルターはカメラ初心者がちょっとステップアップして表現の幅を広げたり、本格的な動画撮影をしたいというときに使うことになります。

NDフィルターを使ったことがないと、そもそも何を基準に選んだらいいのかなんてわかりませんよね。

タク
タク

僕の経験上、NDフィルターを使う人なんか周囲にまずいませんでした(笑)

なので色々な記事や動画を参考にして選びましたがそのときに得た知識をみなさんにも共有したいと思います。

この記事を読めばNDフィルターの選び方で失敗するリスクを減らすことができますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

NDフィルターの選び方【まずはこれでOK】

まず結論からいいますとNDフィルターの選び方として一番初めの入り口は以下の2つです。

  • ①オールマイティなND8をGETする
  • ②可変NDフィルターをGETする

NDフィルターは「ND2」「ND8」「ND16」など数字でフィルターの濃さを表しています。

ここで困るのは自分がどの濃さのNDフィルターを選べばいいのかがわからないということですよね?

ご安心ください。僕も初心者のころはそんな風に悩んで色々調べまくりました。

動画も見まくりました(笑)

でも調べれば調べるほど色々な意見があるし、人によって違うこと書いてあるしで余計沼にハマっていく感覚になりましたので、ひとつの考え方としてこの2つにたどり着きました。

なのでこの記事では①と②に絞って掘り下げていきますね。

①オールマイティなND8をGETする

NDフィルターの選び方がわからずに迷ったら、まずは「ND8」からGETしてみて下さい。

ND8という濃さは露出の段数で言うと3段分暗くすることが出来ます。

一応NDフィルターの濃さの順序としては

ND2→ND4→ND8→ND16→ND32→ND64

というように倍数になっています。この間隔がそのまま段数になっていますので、NDなしから考えるとND8は3段分という意味ですね。

つまりISO感度とF値が同じ場合、シャッタースピードを3段遅くすることが出来ます。

例えば1/125秒が適正なシーンでは1/15秒までシャッタースピードを遅くできます。

1/15秒というと中途半端なシャッタースピードと思うかもしれませんが、その場合はF値を絞っていけば2秒くらいのスローシャッターは簡単に使うことが出来ます。

F値については一般的なレンズであればF22くらいまで絞ることが出来ますが、画質を保てるF値は概ねF16くらいまでだと思います。

それでも十分ND8でスローシャッターが使える範囲だと思いますのでND8は初めの1枚としては汎用性が高くおすすめなんですよね。

ND64以降は100や500と区切りの良い数字が多いようですがこの固定式NDフィルターは重ねてつけることもできます。

例えばND2とND64を重ねるとND128になり、掛け算式に濃さを調整できるということですね。

便利すぎです。

そう考えるとND8を持っていて、もっと濃さが必要だと思ったら16や64を買い足して重ねるという方法もアリなんですね。

なのでそこまで難しく考えることもなく、必要なものだけあればいいくらいの感覚でいきましょう。

ただしめちゃくちゃ晴れた日や明るい場所でF1.8などの開放F値で背景をぼかした写真が撮りたいというシーンではまだまだ濃さが足りないと思いますので、そうした時にはND500やND1000などの濃いNDフィルターが必要になります。

逆に言えばそのくらい撮りたいイメージが決まっている場合はNDフィルターの目安も簡単に選ぶことが出来るというわけですね。

②可変NDフィルターをGETする

次の方法はもっと簡単です。

購入の際はご自身の持っているレンズの径をご確認ください。

先ほど紹介したNDフィルターたちは固定式で1枚あたりの濃さは変えることが出来ませんが、この可変NDフィルターはなんと濃さが指定範囲内で変えることが出来てしまうという優れものです。

例えばこのND8~128という可変NDフィルターなら文字通りND8の濃さから128の濃さまでフィルターを回すだけで簡単に変えることが出来てしまいます。

すごくないですか?

これ初めて使ったとき感動しました(笑)

結構幅広く対応できるものもありますが、まず最初の1枚としてはこのND8~128が使いやすいと思います。

これさえカメラバッグに忍ばせておけば色々なシーンで対応できるので何かと重宝します。何より1枚あればいいというのが楽です。

固定NDフィルターで128の濃さを出そうとすると最低でも2枚は必要になるのでその分荷物が多くなりますよね。

なので僕はいまだに可変NDフィルターを多用しています。

固定NDフィルターと可変NDフィルターのメリット・デメリット

もちろんどちらのタイプもメリット・デメリットはあります。

ざっくりまとめるとこんな感じ

というようにどちらにも一長一短ありますね。

この中で気になるのは画質への影響と経年劣化という点ではないでしょうか。

いずれのデメリットもそこまで気になるようなものでもなく、画質も素人が見てもそこまで決定的な差はありません。安すぎるものを選ばなければ大丈夫です。

経年劣化も可変NDフィルターに使われている偏光膜と呼ばれるものがだいたい7年前後で劣化するということなのですが多少黄色く変色して写真にも影響が出ますのでそうなったら買い替えればいいだけのことですね。

流石にそこまで長く使っていれば経年劣化よりも先に傷による買い替えが先かなと思います(笑)

NDフィルターの種類について

NDフィルターはこれまで紹介してきた固定NDフィルターと可変NDフィルターはレンズにくるくる回して装着する丸形フィルターですが、本格的なものには角形フィルターというものもあります。

大きく分けるとこんな感じです。

  • ①丸形NDフィルター
  • ②角形NDフィルター

さらにそのそれぞれにハーフNDフィルターと呼ばれるタイプのものもあります。

ハーフNDフィルターというのはこんな感じのものです。

文字通り半分だけNDフィルターになっています。

何に使うんだ?と思われるかもしれませんが、主に風景写真で空が明るすぎる場面で使ったりします。

そうすることで空と地上の露出を一定にすることができ、あとで画像処理をしなくても自然な風合いで写真を撮ることが出来ます。LightroomやPhotoshopなどで編集することも可能ですがやはり写真を撮る段階でできることはやっておくほうが美しい写真に仕上がりますよね。

当然固定・可変NDフィルターと同じようにメリット・デメリットはあります。

それらを考慮して選べば自分に合ったものが選択できると思います。

丸形・角形NDフィルターのメリット・デメリット

概ねこんな感じです。

選ぶポイントとしては画質を求めるか利便性を求めるかです。

丸形NDフィルターならフィルターをレンズにつけるだけで使えますので楽です。付け替えは多少面倒くさいですが可変NDフィルターを使えばその必要もありません。

角形NDフィルターはやはり画質はワンランク上のクオリティが出せますので風景写真で作品撮りをする人が多く使っているイメージですかね。

まあまあ高価なのではじめの1枚としてはちょっとハードルが高いと思います。

まとめ:NDフィルターの選び方【ND8 or 可変NDでOK】

NDフィルターの選び方で迷っている場合は、やっぱりはじめに書いた通りND8か可変NDフィルターをGETするのが良いと思います。

別の記事でもおすすめのNDフィルターを解説した記事もありますのでご興味があれば読んでみてください。

使っているうちに自分に必要なNDフィルターの種類も濃さも分かってくると思いますし、どう頑張ってもはじめの1枚で終わることなんてあり得ませんから(笑)

諦めてください。

カメラの世界は本体に限らずレンズもアクセサリーも沼なんです。

なので一応カメラに必要なものについても書いた記事もありますので貼っておきますが見ないことをおすすめします(笑)沼なんで。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このブログではカメラに関することを中心に発信しています。InstagramやTwitterもやっていますのでフォローしていただけると嬉しいです!

それではまた別の記事で!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次