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フォトグラファー兼ブロガー
フォトグラファーです。カメラやレンズ、その他アクセサリーに関する情報を発信していています。インスタグラムでも作例を発信中なのでぜひフォローよろしくおねがします。主な撮影はスポーツシーンとスナップです。スポーツは特にアメリカンフットボールの撮影が多く、チーム専属カメラマンの経験もあります。趣味はアメフト観戦、フラッグフットボール、ルアーフィッシングです。やや多趣味なので忙しすぎです。

NDフィルターは可変でもOK!【デメリットはカバーできます】

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  • NDフィルターに可変タイプがあるけどデメリットはないの?
  • 可変NDフィルターに興味あるんだけど固定式と何が違うの?

可変NDフィルターが便利というのは分かるけどそれならなんで固定式と可変式の両方があるのか。可変NDフィルターにデメリットがあるからではないのかと疑問に思う方は多いと思います。

この記事では普段から可変NDフィルターを使っている管理人が可変NDフィルターのデメリットを掘り下げて解説しています。

実際に可変NDフィルターは多くのユーザーが選んで使っていますし固定式よりも優れている部分だってあります。

この記事ではデメリットを知ってでも使いたくなる可変NDフィルターの魅力を伝えていますのでぜひ最後までお付き合いくださいね。

目次

NDフィルターは可変でもOK!【デメリットはカバーできます】

それではまず可変NDフィルターのデメリットとしてよくあるポイントを挙げます。

  • デメリットその①:ムラが出る
  • デメリットその②:画質が悪い
  • デメリットその③:レンズフードがつけられない

といった感じでしょうか。

デメリットとして挙げられる要素を一つひとつ確認してみましょう。

デメリットその①:可変NDフィルターはムラが出る?

「可変NDフィルターはムラがでるよね。」と言われることが多いと思いますが、ちゃんと調整範囲を確認すれば問題ありません。

例えばND8〜ND128という可変範囲があったとします。

確かに限界値に近づくにつれうっすらX状の筋(通称Xムラ)が出ることがあります。

しかしこれは可変NDフィルターの特性上仕方のないことです。

その特性を正しく理解していればムラが消えるところで調整するなどしてムラを消すことは十分可能です。

メモリ通りに使わなければならないということはありませんので、個体差をしっかり確認して使うようにすればまったく問題ありません。

目安としては上限の数値よりも一段下の値までという認識を持っていれば自分が必要とする限界値よりも一段濃いめの可変域を選べばOKです。

デメリットその②:可変NDフィルターは画質が悪い?

レンズなども単焦点レンズとズームレンズでは単焦点レンズの方が写りは良いと言われます。

ズームレンズは画質を犠牲にして色々な焦点距離で撮影できる便利さを強みにしています。

可変NDフィルターもそれと同じで色々なNDフィルターを持ち出さなくても対応できる便利さを強みに多少の画質を犠牲にしていると考えていいです。

ただし今は技術も上がっているので昔ほど画質を犠牲にしているということはありません。

ズームレンズもちゃんとした物は下手な単焦点レンズよりも高画質で撮影することができるように、一定のクオリティを有した可変NDフィルターなら普通に使う分には何の問題もありません。

写真コンテストに出すなどの場合は高価な固定式の角形フィルターに憧れますが、普段使いでは逆に気を使いすぎて機会損失に繋がりかねませんので可変NDで十分というのが僕の考えですね。

ただ高価な固定式のNDフィルターと可変NDフィルターで撮り比べても多くの方がわからないと思います笑

デメリットその③:レンズフードがつけられない?

これはモノによるとしか言えません。

可変NDフィルターにはリングを回しやすいようにレバーや突起物がついているものが多くありますが、それらの製品はレンズフードをつけることができません。

逆にそういったものがなければつけることはできます。

ただですね。

これは固定式のNDフィルターでもレンズの縁にアタッチメントをつけたりする角形フィルターなんかもつけられませんので固定・可変に限らずのことなのであまり気にする必要はないかと思っています。

それにラバーフードというアイテムがあるのでこれならすぐにひっくり返して可変操作もできちゃいますのでおすすめです。

可変NDフィルターでも大丈夫な理由

ここまで良く言われるデメリットに対して解決する方法を解説してきました。

中でも一番気にされるムラが出るという問題ですが、これは調整次第でクリアできます。

先ほども書きましたが限界値の一段下の範囲まですればムラは気になりませんのでND8~ND128という可変域ならND64までという認識で使えば問題ありません。

本音を言えばND128までちゃんと使えるように作ってよ!と言いたくはなりますがレンズだって開放F値よりも一段絞った方が画質は良いですからね笑

なので写真のコンテストに出るなどの用途でなけば可変NDフィルターは非常に便利なアイテムですし写真表現も大きく広がります。

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また最近流行りのシネマティック動画などでも背景をぼかした撮影をしたいという場合、F値を低くしてシャッタースピードも1/60前後での撮影になりますから必然的にNDフィルターが必要になります。

室内や屋外で必要なNDフィルターが違うなんて場合も多くありますので、写真だけでなく動画撮影に置いても重要なアイテムです。

特に夕方の撮影なんてすぐに日が沈んでしまうためいちいちフィルターを付け替えていたら間に合わないなんてケースもあるので可変NDフィルターの有難みを体感できると思いますよ。

僕が使っている可変NDフィルターも貼っておきます。

まとめ:NDフィルターは可変でも問題なし

改めて結論です。

NDフィルターは可変でも問題ありません。

デメリットは知識で十分カバーできますのでぜひ可変NDフィルターの便利さを体感してみてほしいですね。

この記事とは別でおすすめの可変NDフィルターを紹介している記事もありますのでそちらも読んでいただけると嬉しいです。

≫ おすすめのNDフィルター|可変・マグネットが便利【初心者向け】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このブログではカメラに関する情報を中心に発信していますので、ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

それではまた!

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