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フォトグラファー兼ブロガー
フォトグラファーです。カメラやレンズ、その他アクセサリーに関する情報を発信していています。インスタグラムでも作例を発信中なのでぜひフォローよろしくおねがします。主な撮影はスポーツシーンとスナップです。スポーツは特にアメリカンフットボールの撮影が多く、チーム専属カメラマンの経験もあります。趣味はアメフト観戦、フラッグフットボール、ルアーフィッシングです。やや多趣味なので忙しすぎです。

【一眼レフ】スナップ撮影に最適なカメラの設定方法はこれだ【コンデジ】

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  • スナップ撮影のとき、カメラの設定ってどうすればいいの?
  • 1枚1枚設定変えるの面倒くさい・・・

とお悩みの方いませんか?

僕は普段スナップをメインで活動しているフォトグラファーです。

常になんらかのカメラを持ち歩いてスナップ写真を撮っているんですが、スナップ撮影の設定もいろいろ試した結果にたどり着いた結論もありますので今回はそれを共有していきたいなと思いました。

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スナップって撮るものを決めてから撮る写真ではないのでいろいろなシーンに対応できるような設定にしておくのが一番だなと思っています。

今バッグに入っているRX100M5もその設定にしてあるのでぜひ最後まで読んでみて下さいね。

目次

スナップ撮影におすすめのカメラ設定とは【万能設定教えます】

まず結論から書いていきますね。

  • Mモード(マニュアル)
  • シャッタースピードは1/250以上
  • F値(絞り)は8前後
  • ISO感度はオート

これでOKです。

初心者向けのサイトや動画ではAモードをおすすめしているケースも多く見られますし、実際に僕もAモードで撮影することもありますが、スナップ撮影っていろいろなシーンを撮り歩くのでその都度露出(明るさ)を設定しなおすのって結構メンd、いや時間のロスなんですよね。

Aモードでもいいんですけどシャッタースピードを極端に落としたい場合なんかは対応できないので僕はMモードをおすすめしています。

F値もスナップなのでそこまでボケは必要ありませんしできれば全体にピントがあって欲しいので8くらいがちょうどいいんですよね。

なので最終的には露出をISO感度で上下させるイメージです。

今のカメラなら多少ISO感度が高くなっても十分綺麗に映りますし、ボケやブレに直接影響しないISO感度で調整するのが一番ベストかなと思っています。

スナップ撮影で考えるシャッタースピードの役割とは

スナップ撮影において、シャッタースピードとはどんな役割を持っているのかを考えてみましょう。

シャッタースピードはブレに影響する要素です。

動いている被写体を撮るときは一般的にはシャッタースピードを高くしてぶらさないようにして撮りますよね。

スポーツシーンを撮るときなんかは僕も1/1000くらいまで上げてピタッと止めて撮ることが多いです。

ただスナップ撮影というのは表現の世界なので写真に動きをつけるためにわざとシャッタースピードを落として撮ることもありますよね。

例えば雑踏の中を撮るときに人だけわざとブレさせると躍動感のある写真になります。

逆に雨の日、水滴が落ちた瞬間をシャッタースピードを高めて撮ると跳ねた水までピタッと止めて撮ることができるので時間を止めたような表現ができます。

なのでシャッタースピードは常に自分の好みに調整できた方が表現の幅が広がります。

そういった理由で僕はAモードを使わずにMモードで撮っているというわけですね。

スナップ写真で考える絞りの役割とは

じゃぁSモード(メーカーによってはTモード)で撮ればいいじゃんとなりますよね。(ならない?)

F値(絞り)も写真表現におけるボケという要素を司る機能で、小さくすると明るく背景がボケた写真が撮れますし、大きくするとボケずにシャープに写すことができます。

スナップ撮影に於いては一般的にパンフォーカスといって手前にも奥にもピントがあった表現が好まれます。

もちろんぼかしたいときはぼかせばいいんです。

その為にもS(T)モードでは自由にF値を設定することができませんのでやっぱりMモードがいいという結論に至ります。

スナップ撮影のポイント

実際にこの設定でスナップ撮影をする際のポイントも紹介してみます。

  1. とにかく枚数撮る
  2. トリミングも全然OK
  3. RAWで撮ろう

① とにかく枚数撮る

まずポイントその①の「とにかく枚数撮る」のは言うまでもなく、せっかく万能設定にしたのですからサクサクとスナップしていきましょう。

時間帯にもよりますが朝や夕方は太陽の光が横から射していますのですごく雰囲気の良い写真が撮れるゴールデンタイムです。

僕は朝が苦手なのでいつもそのゴールデンタイムを逃してしまいますがやっぱりその時間に撮った写真はすごく雰囲気が良いんですよね。

サイド光といって影が立体的に出来る光の向きなのでどんな写真をとってもカッコよくなります。

そんなときに1枚1枚じっくり撮っていたらせっかくのゴールデンタイムがもったいないですよね。

あとは単純に数打ちゃ当たる作戦です(笑)

沢山撮れば後で見返したときに意外と良い写真が多くなっていきますよ。

② トリミングも全然OK

ポイントその②は「トリミングも全然OK」というスタンスです。

写真を撮るときって構図を決めるじゃないですか。

構図もこだわるとけっこう時間を撮られる要素でして、多少広く写しておいて後で抜き出せばいいやって感覚で撮るというのも案外大切な心構えであると思っています。

流石に画面いっぱいに撮った写真のほんの一部分を引き延ばすと画質は粗くなりますが、周辺を少し切り落とすくらいなら全然問題ありません。

構図に囚われるよりもその瞬間を切り取る方が良いスナップを量産するポイントだと思いますよ。

③ RAWで撮ろう

そしてポイントその③は「RAWで撮ろう」ということです。

RAWとは写真データの形式のことでスマホなどで撮った写真はだいたいJPEGデータと呼ばれる一般的な形式です。

それに比べてRAWデータというのはJPEGデータになる前の無加工のデータという意味です。

逆に言えばJPEGデータは加工された写真であるとも言え、カメラやスマホがRAWデータを「こんな感じでいいでしょ?」と加工して圧縮した写真なんです。

なのでそこからさらに加工(編集)すると画質は劣化していきます。

RAWでデータなら圧縮も編集もされていませんので何度いじっても画質は劣化することはありません。

タク
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撮ったときにちょっと暗く映っちゃったかな?とか白飛びしているなとか、RAWデータなら後から綺麗に編集できますので基本的には写真はRAWで撮ることをおすすめしますよ。

編集ソフトはスマホアプリでもパソコンでも無料のものもありますので使ってみてください。

そこまで作業したくないよという方はRAWではなくJPEGで撮りましょう。

RAWは編集しないままだとあまり綺麗ではありませんので(笑)

今はJPEGもとても綺麗な表現で撮れますのでカメラにあるフィルター機能を積極的に使って撮ってみましょう。

RAW現像ソフトに興味がある方はこちらの記事がおすすめです。

≫ おすすめの写真編集・RAW現像ソフトまとめ【有料・無料】

まとめ:スナップ撮影の設定はMモード&ISO感度オートでOK

最後にまとめておきましょう。

この記事をまとめるとこんな感じ

  • Mモード&ISO感度オート
  • シャッタースピードとF値で自由に表現しよう
  • とにかくどんどん撮ろう

Mモード&ISOオートはどんなシーンでも使える万能設定です。

この設定でどんどん写真を撮ればきっと素敵な瞬間を切り取ることができますよ。

多少余計なものが映っても全然OK、あとでトリミングすればいいので気にしないで撮りましょう。

スナップ写真におすすめのカメラについても別の記事を書いていますのでぜひ読んでみてくださいね。

スナップにぴったりのカメラの解説記事はこちら

≫ スナップ写真におすすめのカメラ【人気の機種はこれ】

最後まで読んでいただきありがとうございます。

このブログではカメラに関する情報を発信していますのでぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

それではまた別の記事で!

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