「PLフィルターを使ってみたいけど色々あってどれを選べばいいのかわからない。」
とお悩みの方いませんか?
この記事でははじめてPLフィルターを購入しようとしている方に向けておすすめのPLフィルターをいくつか紹介しています。
僕が実際に使っているものもありますのでぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を書いている僕はフォトグラファーとして活動していて、普段はスナップ撮影をメインに写真を撮っています。
PLフィルターを使うシーンは主に風景写真のときや色をしっかり出したいときなどに使うことが多いので使用例なども交えて解説していきますね。
またこの記事ではC-PLフィルターのことをPLフィルターと書いています。
厳密に言うとPLフィルターとC-PLフィルターがあり、前者は主にマニュアルフォーカス用と覚えておくといいでしょう。
今はPLフィルターと言えばほぼC-PLフィルターを指していますので検索するもPLフィルターで検索すればOKです。
おすすめのPLフィルター教えます【初心者向け】
さっそくですがこれから紹介するPLフィルターは比較的安価なもので初心者向けとは言え十分な描写をしてくれます。
いくつかありますが予算や用途に合わせて選べばOKです。
おすすめのPLフィルター
はじめての1枚にはこれ
これははじめての1枚にぴったりのPLフィルターですね。
僕も初めて使ったのがこれです。
『風景写真を撮るのであればPLフィルターは必須』と言われるのがこの安いPLフィルターでも実感できると思いますよ。
僕も初めてこのフィルターを使って風景を撮ったときとても感動しました。
ピクチャースタイルの設定も調整しながら紅葉と滝の写真を撮ったんですけどこのフィルターでも十分鮮やかに撮ることができました。
ちょっとレベルアップしたい人向け
こちらのPLフィルターはちょっと高くなっていますがその分描写力は初心者向けのものとは違ってより鮮やかな色彩を写してくれます。
とてもクリアな描写なのでカメラのピクチャースタイルなどで色調補正をかけない方がいいかもしれません。
RAW撮影ならPCで現像する際にその色調の豊かさに驚くと思います。
他にもいくつかのメーカーがフィルターを取り扱っていますが、ハクバやケンコーなどの日本メーカーは人気ですね。
他にもNISIやMARUMIなどプロの方が使っているメーカーもありますが、高級フィルターなので数万円のものが多いですね。
PLフィルターの使い方
一応PLフィルターの使い方も少し解説しておきますね。
詳細はメーカーごとに取扱説明書があるのでそちらを見るのが一番ですが基本的にどれも同じです。
- まずレンズのプロテクターを外して(僕の場合はですが)PLフィルターを同じように装着します。
- しっかりねじ込んだら被写体と構図を決めます。
- ライブビューにしてモニターを見ながらPLフィルターを回して偏光度合いを調整します。(ファインダー越しだとわかりにくいかも)好みの色合いになったら撮影します。
はい、これだけです。
非常に簡単なので実際にやってみると『お〜!』となると思います(笑)
紅葉の時期なんかは空の青や紅葉の赤が非常に鮮やかに描写されますので風景写真にどハマりしちゃいますよ。
光の角度によってはあまり効果を感じにくい場合もありますので、構図を決める際にその点もチェックしてみるとより効果の高い写真が撮れると思います。
PLフィルターの注意点
フィルター径をチェックしよう
PLフィルターには径のサイズがいくつかあります。
NDフィルターやプロテクターも同じですが取り付けたいレンズと同じサイズのものを選びましょう。
間違ったものを選んでしまうと当然ながら装着することはできませんので注意ですね。
基本的には持っているレンズの一番レンズ径の大きいサイズを選ぶと、他のレンズでもステップアップリングを使えば使い回すことができます。
ステップアップリングとはこれです。
これを使えばレンズ径の違うレンズでも同じフィルターを使うことができます。
こちらも注意点がありまして、レンズよりも小さいPLフィルターを使うとケラレといってレンズの縁が写り込んでしまいますので基本的にはレンズよりも大きなサイズのPLフィルターをステップアップリングで使うというイメージでOKです。
PLフィルターには寿命がある
これは意外に知られていませんがPLフィルターは構造上、寿命があります。概ね3年〜5年と言われており、次第に効果が薄くなっていきます。
長く使っているとそうしたことはすっかり忘れてしまって効果がないまま使っているというケースもあるみたいなので、よくチェックしてくようにしましょう。
まとめ:初心者におすすめのPLフィルターは1万円以下のものでOK!
結論:あまり高価なものでなくとも十分にクリアな描写を体感できます。
当然、上を見ればキリがないので高価なものを使えばそれだけ質の高いフィルターということになりますが、その前にレンズによる描写の差があるので初心者のうちはそこまで高価なものは必要ないというのが僕の考えですね。
実際に僕も1万円以下のモデルを使っていて十分満足していますし(笑)
こうした細かいアクセサリーも意外に揃えていくとお金かかりますからね。
できるだけ節約してレンズを新調した方が絶対にいいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
このブログではカメラに関する情報を発信していますのでぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
NDフィルターとPLフィルターの違いについての記事はこちら
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