- Luminar neoにノイズレスAIという新機能が追加されたらしい
- もともとあったノイズ軽減機能とは何が違うの?
- Lightroomのノイズ軽減とどっちが綺麗に処理できる?
2022年8月31日にLuminar neoの拡張プラグインにノイズレスAIというものが追加されました。
本記事ではその実力を比較画像つきでレビューします!
またLightroomのノイズ処理との性能差についても比較画像を用意しているので参考になると思いますよ。
僕は普段Lightroomをメインに使っていて、さらにクオリティを高めるためにLuminar neoを使うというイメージで2つのソフトを使って写真を現像しています。
ナイタースポーツや夜のスナップでは必ずと言っていいほど発生するノイズは僕にとって天敵でした。
このノイズレスAIによってその悩みの大部分は解消されたといっていいでしょう!
ぜひ本文にてノイズレスAIの実力をご覧ください!
Luminar neoの新機能|ノイズレスAIの特徴について
今回実装されたノイズレスAIは一言で言うとワンタッチでノイズをいい感じに除去してくれる機能です。
AIで画像を分析してノイズの度合いによって適切な処理をしてくれるのでユーザー側はその後に微調整するだけなので簡単にノイズを綺麗に処理できちゃいます。
主に以下のような操作ができます。
- ノイズ軽減(低・中・高)
- 輝度ノイズの調整
- カラーノイズの調整
- シャープネス
このノイズレスに限らず2022年拡張パックに含まれているプラグインはサブスク契約していれば追加料金なく使うことができます。
正直言ってこれだけの性能をサブスク料金で使うことができるというのは神ですね。
買い切りプランで購入した人については拡張パックは別料金(しかもちょっと高い)なのでおすすめは一番お得な年間プランですかね。
別記事に詳細がありますのでまだLuminar neoのユーザーでない方はそちらもみてみてくださいね。
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Luminar neoノイズレスAIの実力を見よ!
お待たせしました。
それでは実際にノイズ処理を施した比較画像をご覧ください。
処理したい写真を選んで編集画面に行きます。
項目にノイズレスAI(RAW)がありますので選択し、項目を開くと以下のようにアドバイスが出ます。

どのレベルのノイズ軽減を選べばいいのかを表示してくれるのでそれを押すだけです。
画像分析で少しの間待つことになりますが、処理が終わるともう綺麗。
以下元画像とノイズ軽減を押しただけの状態の比較です。

ノイズレスの実力を測るために度を超えたノイズ写真を用意しました笑


めっちゃ凄くないですか?
ボタン一回押しただけでこの仕上がり。
そして次に輝度ノイズの調整をMAXにした場合と比較した写真です。


はい、あまり違いがわからないくらいAIの処理が良かったということだと思います。
この写真はぶっちゃけこの機能の測定のために度を超えたノイズ写真を使っているのでアレですが、普通にちょっとノイズが気になる程度の写真ならとんでもない仕上がりになることも間違いなしです。
次にLightroomのノイズ処理と比較してみた写真もありますので参考までにどうぞ。
Luminar neoのノイズレスAIとLightroomのノイズ処理の比較
以下、Luminar neoのノイズレスAIで処理した画像とLightroomのノイズ軽減をかけた画像の比較です。


評価は人によるかもですが僕はLuminar neoのノイズレスAIの方が解像している印象を受けます。
特に笹の葉のディテールについてははっきりその差が出ていますよね。
で、このノイズレスAIのいいところは不自然にならないという点なんですよね。
Lightroomのノイズ軽減をMAXまであげると水彩画みたいにディテールは損なわれて絵みたいな印象になっちゃうんですけど、ノイズレスAIはあくまで写真として自然な仕上がりになるのでMAXまでスライドさせても違和感ないんです。
なので僕的には作品写真としてこだわるものはこのノイズレスAIを使っていきたいなと思いました。
ノイズレスAIのメリットについて
このノイズレスAIを使うことのメリットです。
- とにかく簡単
- もともとあるノイズ処理機能よりもクオリティが高い
- サブスク契約なら追加料金なしで使える
主に3つ挙げました。
以下に掘り下げていきますね。
とにかく簡単
普通、ノイズ処理というとかなりスキルを要する領域の作業です。
僕自身も写真歴は長いですがこのノイズ処理についてはLightroomとPhotoshopを駆使してめっちゃ時間かけてやっていました。

昨日はじめてこのノイズレスAIを触ったんですけど「今までの俺の時間はなんやったんや・・・」と思いましたよね。
そのくらいワンタッチでノイズを綺麗に除去してくれるのでこれ、僕は別に専門で食べてるわけではないですがレタッチャーの仕事減るだろ・・・と心配になるレベルでした。
もともとあるノイズ処理機能よりもクオリティが高い
プラグインとしてこのノイズレスAIを入れなくてももともとの機能にもノイズ軽減あるじゃんと思うじゃないですか?
もう別物です。
マジで一回体感してほしいですね笑
Luminar neoのもともとある「現像」という項目の中にもノイズ削減というものがあるんですけど、これとシャープネスの効果を組み合わせてもまだノイズレスAIに軍配が上がります。
まぁそりゃ本来別料金の機能なので当たり前といえば当たり前ですが。
サブスク契約なら追加料金なしで使える
サブスク契約のユーザーなら追加料金なしで使えるのもありがたいですよね。
買い切りだとソフトの使用だけで15,120円、プラグインを使うには別途29,400円が必要になります。

高杉ちゃん・・・。
基本補正機能しか使わないよという人にとってみれば買い切りは結構いいプランだと思いますが人間どうしても新しい機能には興味が湧いてしまう・・・。
カメラ好きなんて基本新し物好きです。
この機会にLuminar neoを使ってみるのもアリだと思います。
ノイズレスAIのデメリット
逆にノイズレスAIのデメリットも挙げます。
- 処理が遅い
- 別途購入は割高
もちろんデメリット(というよりちょっと気になるところ)もあります。
ただこれらは人によるものだと思いますので僕的に考えるとこんなイメージですかね。
処理が遅い
これは完全に写真データの質によります。
早い写真は早いですが夜の写真なんかでノイズの範囲が広かったりすると処理に数十秒かかったりします。
なので大量の写真を一気に処理することはできません。
なので僕の場合、ナイターの試合で撮った1,000枚以上の写真をまずはLightroomである程度処理して、引き伸ばして使う写真のみ厳選してLuminar neoでノイズレス処理をして仕上げるというようなイメージです。

趣味で1枚1枚丁寧に処理している人ならまったくデメリットには感じないはずです。
別途購入は割高
メリットで挙げたようにサブスク契約のユーザーは追加料金なしで使えるんですが、買い切りの人は別途拡張パックを購入する必要があります。
その金額は29,400円・・・。
いや買い切りですでに15,120円払ってるんだけど・・・。といいたくなりますよね。
なのでこのブログでは年間サブスクをおすすめしているというワケなんです。
個人的にLuminar neoを使うなら拡張パックは使いたいので一番お得な年間サブスクがいいかなと思います。
その理由は月額プランだと1,980円、年間だとその半額程度で使える計算になります。(支払いは1度ですが)
仮にLightroom系でおなじようにAI機能のような処理をしようとすると別にPhotoshopというソフトも必要になりますので金額的には変わらずひとつのソフトで同等の処理ができてしまいます。
これは結構大きい差ではないかと思っています。
Lightroomのようなクラウドにデータを保存するなどのサービスはありませんのでデータの保管やバックアップは自分で行うことになるという点だけご注意くださいね。
まとめ:Luminar neo|ノイズレスAIは一度は使ってほしい
ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事のまとめとしてはやっぱりこのノイズレスAIは一度は体感してほしいですね。
写真を編集する際に一番気になると言ってもいいノイズの処理がこんなに簡単で綺麗に仕上がるというのはある意味革命と言っても過言ではないと思います。
これまで結構こだわって処理してきたつもりでしたが、ここまで簡単にそれ以上の処理をされてしまうと複雑な思いもありますがね笑
Luminar neoはまだまだこれからのRAW現像ソフトだとは思いますが、その進化は非常に楽しみです。
Luminar neo本体のレビュー記事も書いていますので気になった方はぜひそちらもご覧ください。
Luminar neoのレビュー記事
既にLuminar neoユーザーの方は引き続き新機能の実装を一緒に待ちましょう!
それでは!
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