とお悩みの方いませんか?
この記事では一眼カメラのモニターでチルトとバリアングルの両方のメリット・デメリットを解説しています。
一眼カメラを買う際の参考になれば幸いです。
僕は普段バリアングル式のモニターを使っていますが、そもそもあまりモニターを可動させることはありません(笑)
ただたまにモニターを可動させてハイアングル撮影などをするときもありますので固定式よりは可動式を選んだ方が撮影の幅は広がると思います。
なのでご自分の撮影シーンに合わせて選ぶと後悔のない選択ができると思います。
それでは解説していきます。
チルトかバリアングルか?どっちがいいのか解説!
さっそくですが質問です。
「あなたは一眼カメラを使って自撮りをしますか?」
はい、この質問こそがチルトとバリアングルのどっちを選べばいいのかを解決してくれます。
どういう意味かと言いますと、チルト式のモニターは多くのモデルが自撮りができません。
出来ないというと語弊がありますが、モニターに自分を映しながら撮影するためにはカメラのレンズを自分に向けたときにモニターが自分の方を向いてくれないと確認できませんよね。
多くのチルト式モニターの場合は上下には動きますが反転してカメラ正面に液晶面が来るということは少なく、自撮りをする際に映像を確認しながら撮影するには外部モニターを接続しなければなりません。
なのでこの自撮りをするかどうかという点がチルトかバリアングルかを決める重要な要素になるということが言えるわけです。
チルト式モニターのメリット・デメリット
次にチルト式モニターのメリット・デメリットを見て行きましょう。
メリット
- モニターを開く必要がないので上下に素早く動かせる
- レンズの軸とずれないためフレーミングがしやすい
- カメラの背面のみで可動するため液晶を動かしてもコンパクト
デメリット
- 液晶面が正面に向かないので自撮りがしにくい
- 縦構図の撮影に不向き(3軸チルトならOK)
まずメリットですが、チルトは上下に可動するモデルが多いのでカメラの背面のみで可動します。したがって横に展開する必要がないのでカメラの横に配線があったりしても干渉することなくコンパクトに収めることができます。
これは撮影中のストレスを大幅になくしてくれるため思っている以上に恩恵は大きく感じる点かもしれません。
また、バリアングルだと液晶を開いて回転させるためレンズや本体の左側に液晶が配置されるためレンズを被写体に向けながら液晶を見ると少し感覚がずれてしまうことがありますが、チルト液晶ならそのストレスがありません。
これも撮影のしやすさという面では大きなメリットだと思います。
逆にデメリットを挙げるとカメラ正面側に液晶面が向かないタイプが多く、自撮りやグループなどで撮影する際に構図が確認しにくいという点があります。
また、カメラをハイアングルやローアングルで縦構図で構えたときに上下にしか可動しないチルト液晶だとモニターで確認しながら撮影ができません。
三軸チルトと呼ばれる機構であれば縦にも可動しますが、これは上位機種の限られたモデルにしか搭載されていません。
自撮りや縦構図をあまり使わないのであればチルト式モニターが使いやすいと思いますよ。
バリアングル式モニターのメリット・デメリット
次にバリアングル式モニターのメリット・デメリットです。
メリット
- 上下左右だけでなく縦構図も自由自在
- 自撮りもOK
デメリット
- 動作が2回必要。(横に開いて上下に傾けるなど)
- 横に開いての構図だとレンズの軸とズレるため少し違和感
という感じでしょうか。
チルト式モニターに比べてデメリットが多いように見えますが、それ以上にモニターがレンズ側を向くことのメリットが大きく、動画撮影も行う場合はこのバリアングルがかなり活躍してくれます。
YouTubeを撮影する際はこのバリアングルが必須と言うユーザーもいる程ですね。
ただそうした意図を持っていないのであればチルト式モニターでも問題ありません。
初めに質問した「自撮りをするかどうか」というポイントが決め手になります。
ただ旅行などに言った際に集合写真を撮る際などはこのチルト式モニターが非常に役立ちます。周りに取ってくれる人がいない場合はモニターで画面を確認しながら撮影することができるのでおすすめですよ。
まとめ:チルトかバリアングルか?どっちを選ぶ?
はいまとめに入ります。
はじめの質問のとおり自撮りをするかどうかをポイントに決めればOKです。
チェックポイント
自撮りをするなら「バリアングル」
自撮りをしないならどっちもOK
という感じですね。
今は動画を取る人も増えていますのでどちらかといえばバリアングルを採用する機種が増えてきています。
店頭で実際に触ってから気に入ったカメラを選べばいいと思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログではカメラや写真に関することを発信していますので、ぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
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