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フォトグラファー兼ブロガー
フォトグラファーです。カメラやレンズ、その他アクセサリーに関する情報を発信していています。インスタグラムでも作例を発信中なのでぜひフォローよろしくおねがします。主な撮影はスポーツシーンとスナップです。スポーツは特にアメリカンフットボールの撮影が多く、チーム専属カメラマンの経験もあります。趣味はアメフト観戦、フラッグフットボール、ルアーフィッシングです。やや多趣味なので忙しすぎです。

写真の背景がボケない理由【これで解決】

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  • 背景のボケた写真が撮りたいのにうまくボケてくれない・・・。
  • どうやったら背景がボケた写真が撮れるの?

とお悩みの方いませんか?

この記事では背景をうまくボケさせた写真の撮り方を解説していきます。 プロの使っている高いカメラやレンズでなくても十分ボケのある写真を撮ることが可能ですよ。

僕は普段フォトグラファーとして活動しています。 たまに依頼を受けてスポーツシーンなどを撮影することもありますのでどんな環境でもある程度狙った表現で写真を撮ることができます。

今回は写真がボケない原因と、どうすれば背景がボケた写真が撮れるかを解説しますのでぜひ最後まで読んでみてください。

目次

写真の背景がボケない理由【これで解決】

はい、それでは写真の背景がボケない理由について解説していきますね。 原因としては主に次の3つです。

  • 絞り過ぎ(f値が大きい)
  • 被写体が遠い
  • 被写体と背景が近い

順番に見ていきましょう。

絞りすぎ(f値が大きい)

カメラには絞りという機能があります。

一眼カメラだけでなくスマホのカメラにもある機能で、レンズから取り込む光の量を調節する機能です。 カメラのレンズを覗くと何枚かの羽根によって穴が形作られているのが見えると思いますが、それが絞りです。

カメラの設定で「f値」という数字をダイヤルで調整するとその羽根が開いたり閉じたりして光の量を調整するようになっています。

モードダイヤルでは「Avモード」または「Aモード」にするとメインダイヤルで数値を調整することができます。 写真をボケさせたい場合はこのf値の数字を小さくするとボケやすくなります。

その代わり被写界深度といってピントの合う奥行きが浅くなりますのでピント合わせがシビアになります。 オートフォーカスを使ってもよく見た時に少しピントが手前や奥に合ってしまっていて被写体にピタッと合っていないということも少なくありません。

なのでf値を小さくするときは、同じ構図で何枚か撮っておくとピントが合っている写真が撮れている確率がUPしますよ。

被写体が遠い

カメラを構えた時にカメラと被写体までの距離が遠い場合、相対的に被写体と背景の距離が近くなりますよね。

次の「被写体と背景が近い」でも同じような解説になりますが、カメラと被写体との距離よりも被写体と背景の距離の方が遠くなると写真はボケやすくなります。

これはどのレンズを使っても同じようなことが言えます。 なのでこのような場合は被写体に近づいて寄って撮ってみてください。 おそらくf値が高いままでもある程度ボケた写真になると思いますよ。

被写体と背景が近い

先ほど書いたとおり、カメラ・被写体・背景の位置関係で被写体と背景が近いと写真はうまくボケないという解説をしました。

背景となるものが動かせない場合は被写体に寄って撮影するか、他の背景を探して構図を変えるかのどちらかになります。 レンズの性能に頼らず好みのボケ感になる構図を考えて撮影するというのは写真表現がグンと上達しますのでおすすめですよ。

まとめ:写真の背景がボケないときの対処方法

  • f値を小さくする
  • 被写体に寄って撮影する
  • 背景を遠くにする

このほかに「ズームで撮る」というちょっとした裏技があります。

単焦点レンズの場合はできないのですが、ズームレンズの場合は思い切って最大望遠まで伸ばして撮ってみてください。 被写体との距離次第ではそんなに伸ばせないかもしれませんがレンズ光学の特性に圧縮効果というものがあり、焦点距離が長くなるほどその効果も強くなります。

これは遠くのものも被写体のすぐ後ろまで引き寄せて大きく映してくれるためボケもその分大きく感じるという仕組みです。

なので1〜3までの方法で撮影して、もっとボケた方がいいなと思ったらズームして撮影してみると自分の好みのボケ感が撮れるかもしれませんよ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。 このブログではカメラや写真に関する情報を発信しています。 ぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。

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