- BGM聞きながら仕事していて呼ばれたときに聞こえなかった。
- ながら聴きしたいけどインターホンや子供の声が聞こえないのは困る。
- 音楽聞きながら通勤・通学したいけど耳をふさぐのは危ないよね。
こんにちはタク(X:@tak_photo96)です。
僕は普段常にイヤホンでBGMなどを聞きながら仕事やブログ執筆をしています。
でも最近、社内のオンライン研修の講師をすることが増えていま使っているカナル型のイヤホンだと自分がどのくらいの声量でしゃべっているのかが分かりにくくてストレスを感じるように・・・。
あとはやっぱり長時間耳を塞いでいると圧迫感やムレを感じてそれもなんとなく不快感の原因になっていました。
そこで耳をふさがないイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンを探してみたら大好きなUGREENからUGREEN Hitune S3というコスパ良さそうなイヤーカフ型のイヤホンが登場しているではないですか。

- 耳をふさがないから周囲ともコミュニケーションが取りやすい
- 圧迫感・ムレ感ゼロ
- 何より3,000円で買えるのが神
詳しくレビューしていくのでぜひ最後まで読んでみてください!
タク|カメラ・ガジェットブロガー
写真が好きなブロガー。普段はX-E3やRICOH GRIII、SONY RX100Vで街歩きをしながらスナップを撮っています。それをLightroomで現像してインスタやXにアップして楽しんでいるのでぜひフォローしてね。

UGREEN HiTune S3の基本スペックと3つのキーポイント






| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | UGREEN HiTune S3 (WS209) |
| タイプ | オープンイヤー型 / イヤーカフ型 |
| 接続方式 | Bluetooth 5.4 |
| ドライバー | 12mm ダイナミックドライバー |
| 連続再生時間 | イヤホン単体:約7.5時間 ケース併用:最大30時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| 防水性能 | IPX5(イヤホンのみ) |
| 重量 | 片耳 約5.3g |
| マイク | ENCノイズキャンセリング搭載 |
| 対応コーデック | SBC, AAC |
| 主な機能 | タッチ操作、AI通話ノイズキャンセリング |
| カラー | ブラック、ホワイト、パープル |
| 参考価格 | 3,000円台~5,000円台(セール時など変動あり) |
コスパの鬼「UGREEN」ブランドの信頼性について
- 中国深センで設立
- 主力商品:スマホやノートPCの充電器・ハブなど
- 高いコストパフォーマンス:質感の高い製品ながら価格が安いので人気急上昇
- 信頼性:2023年には日本法人もできてサポート体制も強化
何より僕がUGREEN製品の大ファン。実際に使っているUGREEN製品をまとめた記事もあるので興味があればぜひチェックしてね。
UGREENのイヤーカフ型イヤホン『Uitune S3』の特徴は以下のとおり。
- 耳をふさがない「イヤーカフ型」
- 14.5mmの大口径ドライバー
- AIノイズリダクション搭載でクリアな音声を実現
特徴①:耳をふさがない「イヤーカフ設計」がもたらす圧倒的な開放感
現在イヤーカフ型のイヤホンはめちゃくちゃたくさん登場していますので珍しい製品ではありません。
が、僕自身はじめてのイヤーカフ型だったので使ってみてびっくり。こんなに快適ならもっと早く使えばよかった!と後悔しているほど。
一般的なカナル型などは耳の大きさによってずれやすかったりしますが、イヤーカフ型は大抵の場合そんなことなく、常に快適な付け心地でした。
なにより耳がふさがれないから、圧迫感はゼロ。周りの音もごく自然に入ってくるので、話しかけられてもすぐに返事できますしインターホンの音も聞き逃さないので配達業者さん思い。
タクこれで不在通知を見ることも大幅に減るだろうな。
特徴②:14.5mm大口径ドライバーによる必要十分な音質
「耳を塞がないということは、音があまり良くないんじゃないの?」と心配になりますよね。僕も最初はそう思っていました。
HiTune S3は「14.5mm」という、このサイズのイヤホンにしてはかなり大きめのスピーカーユニット(ドライバー)を搭載しています。
なので音質については特に気になる点はなく普通に音声も音楽も聴くことができます。そもそもイヤーカフ型はオープンタイプに音質なんて求めていませんし『ながら聴き』なら十分なクオリティ。



音漏れさえしなけばまったく問題ありません。
特徴③:AIノイズリダクション機能で、オンライン会議の音声も聞き取りやすい
マイク性能も見逃せないポイントです。
AIが賢く働いてくれて、オンライン会議の時に、周りのキーボードを叩く音や、カフェのざわめきといった「雑音」だけをカットして、自分の声だけをクリアに相手に届けてくれます。
僕はオンラインの社内研修の講師をする機会が多いのでこの点は嬉しいポイントでしたね。
もちろん電話のときも相手に聞き返されることもありませんので音質については一定の水準をクリアしていると思います。



実際に奥さんと電話してみましたが通常の電話の声とそこまで変わらないと言っていました。
UGREEN HiTune S3のメリット
ここからは実際に使ってみて感じたメリットを書いていきます。
- 集中していても周囲の音が聞こえる
- 圧迫感・ムレがない
- 3,000円で買えるコスパの良さ
メリット①:集中していても周囲の音が聞こえる
これこそがイヤーカフ型などオープンイヤホンに求めることではないでしょうか?
通勤や通学中に音楽やオーディブル・Voicyなどの音声コンテンツを聞いていても、周囲の音が聞こえるので危険が減ります。電車のアナウンスも聞き逃すこともありません。
仕事中も好きな音楽で自分の世界に入り込んで作業にグッと集中できる。でも耳は開いているから周りの気配はちゃんと感じられる。
隣の席の同僚の話し声が聞こえたり、誰かが「お疲れ様です」と帰る声に「お疲れ様でした!」と返せたり。
もう「話しかけづらいオーラ」を出さずに済みますね。
メリット②:圧迫感・ムレがない!長時間のビデオ会議も驚くほど快適


僕は仕事がオフィスワークなので自分のデスクで音楽や音声コンテンツを聞きながら仕事をすることが多いんですが、今まで使っていたカナル型のイヤホンだと長時間つけていると耳が痛くなったりムレたりしてストレスでした。
UGREEN Hitune S3なら耳にひっかけてつけるので圧迫感もありませんしムレもなく長時間付けていてもまったく苦になりません。
なので話に集中できますし自分のしゃべっている声の大きさも正確にわかるので相手に音量調整をしてもらう心配もないんです。
研修の講師をするときも密閉型のイヤホンだとめちゃくちゃしゃべりにくくて嫌だったんですけどイヤーカフ型ならその心配もなくなったので本当に買ってよかったと感じています。
メリット③:3,000円で買えるコスパの良さ
そして、やはり一番の衝撃はこれです。これだけの快適さとクオリティが、たったの3,000円で手に入ってしまうこと。
それで仕事の効率が上がってストレスも減るなら、最高の自己投資と言えますよね。
「ながら聴きイヤホンを試してみたいけど、いきなり高価なモデルはちょっと…」と思っている人にとって、これ以上ない完璧な入門機だと断言します。
正直イヤーカフ型に求めることってバッテリーの持ちと生活防水くらいじゃないですか?音質やノイズキャンセリング機能を求めるならカナル型かヘッドホンが絶対におすすめですし、イヤーカフ型ではないオープン型は意外と選択肢が少ないというのも考えもの。
SONYにもLinkbudsというオープン型イヤホンの人気シリーズがあるにはありますが、価格は旧型でも10,000円以上するので入門機としてはちょっと高い。



UGREEN Hitune S3なら3,000円なので買ってみて損はないはずです。
UGREEN HiTune S3のデメリットと対策
もちろんデメリットもあります。
- 本体で音量調整ができない
- タッチセンサー式なので誤作動が気になる
- マルチペアリングができない
デメリット①:本体で音量調整ができない
価格が価格なので高いモデルと比較すると細かい点で至らない部分は多いです。
その一つがイヤホン側で音量調節ができないということ。
音楽を聴くときに使っているSONY C700Nだとイヤホンのボタンを一回押すとボリュームレベルが1上がるといったような機能があるのでスマホを取り出さなくても音量調節ができます。
でもこのUGREEN Hitune S3はそういった機能がないので音量調節はデバイス側ですることになります。
個人的に常にスマホを手に持っているのでスマホのボリュームボタンでサッと調整した方が早いので意外と困る場面はないかも。
タッチセンサー式なので誤作動が気になる
UGREEN Hitune S3の操作はタッチセンサーによるもの。
物理ボタンとは違ってちょっと触ると反応してしまうため誤作動の原因になることがあります。
というのも寝ながら使うときは枕に頭が沈むと耳の後ろと側頭部が触れるじゃないですか。そのときにイヤホンのタッチセンサーが側頭部に触れてしまうので誤作動します。
なので寝ながら使う時はその点に意識を向けないとならないのが地味にストレス。



あと他の人のレビューで見たのが髪の毛が触れて誤作動したという内容ですが、今のところ僕はそういった誤作動は起きていません。個体差とも言えなくはないですが、一応書いておこうと思います。
デメリット③:マルチペアリングができない
個人的に一番不便に感じたのがマルチペアリング非対応という点。
僕の作業環境はMacbook+iPad、たまにiPhoneという状況なんですが、メインマシンと接続していて、サブマシンで別のコンテンツを再生したいときとかはいちいちメインマシンとの接続を解除してからでないとサブマシンへの接続ができません。
これがまあまあ不便に感じていて、ちょっと上位モデルの購入を検討したくなっているポイント。まぁこの価格帯なので仕方のないことと割り切って使い分けていこうと思います。
ただスマホにしかつながない、複数デバイスでつかうことなんてないという人にとって見ればなんのデメリットにもならないのでその点はご安心ください。



ちなみに同価格帯の別ブランドのものではマルチペアリング対応のイヤーカフ型もありますが、信頼性の面で不安があるので個人的には選択肢に入りません。
Anker Soundcore C30iとどっちを選ぶべき?2大高コスパモデルを徹底比較
「ながら聴きイヤホンでコスパが良いモデル」を探すと、きっとAnkerの「Soundcore C30i」というライバルが見つかるはずです。
どちらが良いか迷うと思うので、サクッと比較してみました。
| 仕様 | UGREEN Hitune S3 | Anker Soundcore C30i | Anker Soundcore C40i |
|---|---|---|---|
| 想定価格(円) | 約2,399円(セール時) | 約4,990円~7,990円 | 約12,990円 |
| 形状 | イヤーカフ型 / 柔軟なブリッジ | イヤーカフ型 / アタッチメントで調整 | イヤーカフ型 / 柔軟なブリッジ |
| 重量(イヤホン片耳) | 5.3g | 5.7g | 5.8g |
| 重量(ケース込み) | 約45g | 約60g | 51.6g |
| 操作方法 | タッチ操作 | タッチ操作 | ボタン操作 |
| ドライバー | 12mm ダイナミックドライバー | 12mm × 17mm 大型ドライバー | 12mm × 17mm 大型ドライバー |
| 対応コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC | SBC, AAC |
| 特殊オーディオ機能 | Hi-Fi音質 | 3Dオーディオ | 3Dオーディオ |
| Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.3 | 5.4 |
| マルチポイント接続 | 非対応 | 2台まで対応 | 2台まで対応 |
| 再生時間(イヤホン単体) | 7.5時間 | 10時間 | 7時間 |
| 再生時間(ケース使用時) | 30時間 | 30時間 | 21時間 |
| 急速充電 | 15分の充電で2時間再生 | 10分の充電で3時間再生 | 10分の充電で2時間再生 |
| 充電ポート | USB-C | USB-C | USB-C |
| 防水規格 | IPX5 | IPX4 | IPX4 |
| 通話技術 | ENC(環境ノイズキャンセリング) | 2マイク搭載 | AIノイズリダクション |
| アプリ対応 | 非対応 | 対応(Soundcoreアプリ) | 対応(Soundcoreアプリ) |
| カスタマイズ | なし | イコライザー&操作カスタマイズ | イコライザー&操作カスタマイズ |
スペック比較からわかるポイント
- 価格はUGREEN Hitune S3が一番安く必要十分な性能
- 価格と性能のバランスはAnker Soundcore C30iが良さそう
- 物理ボタンがいいならAnker Soundcore C40iがベスト
UGREEN Hitune S3は必要十分な性能を持っていて価格も役約3,000円という神コスパイヤホンです。
Anker Soundcore C30iはAnkerイヤホンの中ではエントリーモデルに位置付けられていますが、マルチペアリングにも対応していますしアプリでイコライザーも使えますのでかなりバランスの取れた製品だと思います。
懸念点としては柔軟性のないブリッジ(耳につけるためのC字部品)という点で付け心地を調整するためには別途、付属のアタッチメントを使わなければなりません。
それが個人差をカバーできるのか心配なのと、もう一つ試すなら物理ボタンが良いなと思っているので買うならAnker Soundcore C40iですかね。
実際にUGREEN Hitune S3を使ってみてながら聴き目的のイヤーカフ型ならこれで十分だと思っています。
UGREEN HiTune S3はこんな人におすすめ
このUGREEN HiTune S3は、イヤホンですがどちらかといえば『ながら聴き』向けの製品。
集中して良い音質で音楽や映像コンテンツを楽しみたいという人よりは仕事や家事、通勤通学の合間に使いたいという人にぴったりのイヤホン。
- 仕事や家事で使いながら周囲の音や気配も把握しておきたい人
- 通勤・通学時も安全に音楽や音声コンテンツを楽しみたい人
- はじめてのイヤーカフ型のイヤホンを試してみたい人
仕事や家事で使いながら周囲の音や気配も把握しておきたい人
イヤーカフ型やオープン型イヤホンの人気が急増した背景には耳を塞ぎたくないというニーズがあると思います。
僕も音楽や音声コンテンツを聞きながら仕事したいけど、周りの声が聞こえないのはちょっと困るという理由でイヤーカフ型を検討した次第。
あとは密閉型イヤホンをつけながらだとしゃべりにくいという点がストレスだったのでこの点がかなり良かった。



家でも2階の自分の部屋で作業中、1階から呼ばれたときに気づかないことも多くて急に後ろから肩を叩かれて飛び上がることもなくなりました(笑)いかがわしいことしてる時じゃなくてマジで良かったわ。
通勤・通学時も安全に音楽や音声コンテンツを楽しみたい人
カナル型やヘッドホンだと車が走ってくる音も聞こえないときが多いので正直危ないです。
でもUGREEN Hitune S3なら耳をふさがないのでちゃんと危険を察知することができるので安全性が高いですね。
自分だけでなく中高生の子供がいる場合でもこっちの方が安心して使わせられるのでちょっとしたプレゼントにもおすすめ。
電車に乗っているときもアナウンスが聞こえないと降りる準備もギリギリになったりするので周囲の音が聞こえるのはめちゃくちゃ便利。
最大音量にしなければ音漏れも気にならないレベルなので電車でも安心して使うことができますよ。
はじめてのイヤーカフ型イヤホンを試してみたい人
あとは価格の面で後悔も少ないので、はじめてのイヤーカフ型イヤホンを試してみたいという人はこれを買えば間違いないと思います。
耳に入れないので音が聞こえにくいんじゃないかという心配があると思いますが、まったく問題ないですよ。
まとめ:UGREEN Hitune S3はイヤーカフ型の入門機としては申し分ない製品クオリティ


- 耳をふさがないから周囲ともコミュニケーションが取りやすい
- 圧迫感・ムレ感ゼロ
- 何より3,000円で買えるのが神
UGREEN Hitune S3をレビューしました。
改めてこのイヤホンは神コスパと言って差し支えないです。初めてイヤーカフ型を試してみたので他のイヤホンとの正確な比較はできていませんが、作業用イヤホンとしてはまったく問題なく使えます。
僕もYouTubeで作業用ポモドーロ動画を流しながら仕事やブログ作業をしていますが、周囲の音や気配を感じることもできますしマジで生産性高まってます。
何より価格が3,000円という安さなので下手に100均イヤホンをいろいろ試すよりもおすすめです。
ぜひチェックしてみてね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログではカメラ・ガジェットに関する情報を発信していますので、ぜひほかの記事も読んでみてくださいね。
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