こんにちは。
SONYが誇る高級コンデジ『Cyber-shot RX100M5』というカメラをご存知ですか?
2016年10月発売からすでに5年以上が経過していますが、今だに僕のメインコンデジとして活躍してくれているSONY Cyber-shot RX100M5について、これまで散々使い倒してきた経験を交えて徹底レビューをしていきたいと思います!
僕はフォトグラファーとして活動しているタクと申します。
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今回はコンデジと言えばコレ!と言われることも多いSONY Cyber-shot RX100シリーズの中でも、現在中古でリーズナブルにGETできてしまうM5のレビュー記事です。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
SONY Cyber-shot RX100M5徹底レビュー【忖度なし】
まずはSONY Cyber-shot RX100M5の基本的なスペックをみていきましょう。
上記リンクはRX100M5Aのリンクとなります。
- 基本スペック
- 2100万画素1型CMOS(積層型)センサー搭載
- 焦点距離24〜70mm(F1.8〜2.8)
- チルト液晶搭載で自撮りOK
- ポップアップファインダー&内蔵フラッシュ搭載
と、こんなカメラです。
より細かいスペックは価格.comさんなどの比較サイトをご確認いただければと思います。
リンク張っておきますね。
SONY Cyber-shot RX100M5詳細スペック【価格.com】
1型センサーを搭載している高級コンデジの代表格とされるSONY RX100シリーズの5世代目となっており、前作のM4との一番の違いは「爆速オートフォーカス」と言っていいでしょう。
前作M4は25点のコントラストAF方式だったものが、M5では315点の像面位相差AFと飛躍的な進化を遂げています。
これにより当時世界最速の0.05秒というAF速度を実現してかなり話題になっていましたね。
0.05秒とかもう意味わかりませんよね(笑)これ下手な一眼カメラよりも速いです。
また連写性能も16コマ/秒から24コマ/秒にパワーアップしていますので子供やペットを撮るときなんかは良いかもしれませんね。
価格については現状新品を購入できるのは在庫のある店舗のみとなっているようなので、正確な金額は不明ですが、中古であれば程度のいいものが50,000円ちょっとでGETできますね。(2021年時点)
SONY Cyber-shot RX100M5のここがスゴイ!
次はSONY RX100M5のスゴイところをご紹介いたします。
一言でいうとこのコンパクトなボディにとんでもない性能が詰まっているってことなんですが、ポイントしては次の3つです。
- 爆速オートフォーカス
- ポップアップ式電子ファインダー搭載
- カールツァイスレンズ搭載
何度も言いますがまずは何といっても爆速オートフォーカスです。
これはスペック表には乗ってこないので価格.comなどで他のカメラと比較しても見えにくいポイントです。
実際に僕も最後までCANON G7XmarkⅡと迷っていましたがAF性能が決め手になりました。
価格帯もスペックだけで見れば他のカメラに比べると高い印象を持たれることも多いRX100シリーズですが、このスペックに乗らないところに価値があるんですよね。
そして次にポップアップ式のファインダーを搭載しているという点です。
実際には背面液晶を見ながら撮影するというシーンがほとんどだと思いますが、晴天や極端に明るい場所ではモニターが非常に見にくいです。
そんなときに大活躍するのがこのファインダーなんですよね。
スマホで撮り慣れている人には少し照れ臭いかもしれませんが、ファインダーを覗いて撮るという行為は写真を撮っている感じが強くて意外にハマりますよ。
最後にカールツァイスのレンズを使っているという点です。
カールツァイスとは伝統的なドイツのレンズメーカーでもともとは顕微鏡を作る会社でした。
創業からレンズという光学製品を作り続けているメーカーで多くの企業と提携しているのでSONYもその一つです。
特徴は一言で言うとシャープな写りという点にあります。
コントラストも高めなので輪郭を強調したような表現に強いレンズです。
花やポートレートなどで柔らかい表現が好きな方には不向きかもしれませんが、モノクロでスナップを撮ったり、カリっとした表現が好きな人にはバッチリハマるレンズです。(僕はもう虜です)
他にもRX100M5を選んだ理由について詳しく解説している記事もありますのでぜひチェックしてみてね。
SONY Cyber-shot RX100M5のここがイマイチ!
ここまでゴリゴリに褒め倒してきましたがもちろんイマイチな点もあります。
どんな製品にも100%優れた製品なんてありません(笑)
- バッテリーの持ちが悪い
- マイク端子がない
- そのままだと持ちにくい
まずは致命的と言ってもいいかもしれませんがバッテリーが持たないという点です。
まぁ今はモバイルバッテリーもあるので別にいつでも充電できるといえばできますが、そもそもコンデジを持つ理由はフットワーク軽く軽量装備で行きたいからですよね。
それなのにモバイルバッテリーを持ち歩くというのは・・・。
予備バッテリーでカバーできるので個人的には予備バッテリーを持っておくことをおすすめします。
次にマイク端子がないという点ですが、これは正直内臓マイクの性能がめちゃくちゃ高いのでよっぽど強い風が吹いている環境でもない限り必要な人は少ないかもしれません。
映像にこだわっている人はイマイチと感じる点かもしれませんが、僕はスチルメインなので個人的にどっちでもいいかなという感じです。
たまに動画も撮りますが基本的にBGMを大きめに流すので音声はもともとカットしますし。
SONY Cyber-shot RX100M5Aとの違い
SONY RX100M5をリサーチしていると必ず出てくるのがこのM5Aというモデルです。
これはM5のパワーアップバージョンで登場して今も新品として販売されています。
で、何が違うの?というと細かい点は色々あるんですが、正直一番の違いは処理速度のみですね。
処理速度というのは撮影した情報をカメラ内で画像化することなどを指しますが、この能力が向上したことによって連写可能枚数が150枚から233枚に大幅アップしました。
凄いですよね!
え?
どうでもいい?
はい知ってます。
僕もそう思います。
それだけだと怒られそうなのでもうちょっと違いを書いてみますと、
- 撮影タイムラグが0.15秒から0.07秒にUP
- 測光モードに「ハイライト重点測光」「画面全体平均測光」が追加
- RAW+JPEGの撮影時、JPEG画質の選択ができるようになった
まだありますが、ポイントとしてはこんな感じです。
まぁ撮影タイムラグが短くなったのはストレスが減るポイントかもしれませんが、0.15秒でも十分なので新品でわざわざ買い替える程ではないかな。
今M3とかを使っているのであれば選択肢としてはアリかもしれませんが、M5から乗り換えるのはナシかな。
SONY Cyber-shot RX100M5の競合機種
コンデジをこれから購入したいという方に向けてSONY RX100M5のライバル機種も紹介してみますね。
条件としては
- 1型センサー
- 標準域のズームレンズ搭載
- 5万円前後(中古含め)
に当てはまるものをピックしてみますね。
いずれも素晴らしいカメラなのであとは好みの問題です。
CANON Power-Shot G7XmarkⅡ
まずはCANONのコンデジPower-shot G7XmarkⅡです。
これは僕が最後までRX100M5と悩んだ機種なのですが、前述したとおりオートフォーカス性能が決め手となってRX100M5にしましたので、そこは多少劣るポイントかなと思います。
ただRX100M5にはない液晶タッチ操作ができるのでカメラ操作に慣れていない方にとってはこっちの方がいい選択かもしれません。
初心者にうれしい簡単モードも設定できますので撮りたいシーンによってタッチ操作で迷うことはないですね。
あと焦点距離が24mm~100mmと若干望遠が強いという点もポイント高いですね。
ただひとつ、手の小さい人にはちょっと大きいと感じてしまうかもしれません。軍艦部(上部)に2段ダイヤルを採用しているので人差し指でシャッターを押す際に届きにくい可能性があります。
家電量販店で実際に触って確かめたほうがいいですかね。
Panasonic Lumix LX9
もう一つ紹介しますと、PanasonicのLumix LX9というコンデジもいいんですよね。
これも候補の一つでした。
特徴はF1.4スタートのLeicaレンズを搭載しているという点で、他のカメラよりも明るいF値があるんですよね。
しっとりとした色気のある写真が撮れるLeicaの特徴を見事に実現しているカメラです。
これが候補から外れた理由はちょっとだけ重かったという部分で総重量が310gということで若干RX100M5よりも重かったんですよね。
まぁ数字にすると微々たるもんですが、300gを切るRX100M5のインパクトにやられたんです(笑)
あと実際に持った際に滑って落としそうに感じてしまったのも個人的な理由です。
グリップも後付けできそうになかったので。
まとめ:SONY Cyber-shot RX100M5はモンスターコンデジだった!
結論
「RX100M5はコスパ最強モンスターコンデジである」
中古で5万円前後で手に入るということを考えるとこれだけの性能のコンデジがあるというのは正直驚愕ですね。
一眼カメラをメインで使っている僕でもスナップ撮影はこれ一台で行けちゃうんですもん。
流石にポートレートやスポーツシーンでは速射性が求められるので電動ズームや即座に設定を変更できないコンデジでは無理だとしてもそれ以外のシーンなら十分対応可能です。
あとは旅カメラとしては写真も動画もこれ一台という非常にコンパクトな装備で済んでしまう点も魅力ですよね。
長文になってしまいましたが僕なりに使い倒してきたSONY Cyber-shot RX100M5のレビュー記事でした。

まだまだこれからも使い続けますし、仮に壊れても多分またM5を選ぶと思います。
M6・M7もいいんですが夜のスナップも多い僕の撮影スタイルにとってはやっぱりF1.8スタートというのは大きなメリットなんです。
もしRX100M8が発表されて24mm~200mmでF1.8スタートだったら買い替えますかね(笑)
実際そうなるとこのコンパクトさで作るのはまず難しいでしょうからないかな?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログではカメラや写真を中心とした記事を書いていますので、ぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
それではまた別の記事でお会いしましょう!
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