- 長時間マウスを使っていると肩がこる
- 作業スペースが狭くてマウスが使いにくい
- トラックボールマウスが気になっている
こんにちはタク(@tak_photo96)です。
PCで作業をしている人にとって良く使うデバイスのひとつにマウスがあります。
長時間のマウス操作って意外と肩や腕に負担がかかっていていつのまにか慢性の肩こりになっている人も少なくないのではないかと思います。

僕も常に右肩から首にかけて凝っていて何が原因なのか分からなかったでんすが、知人に聞いてみたらマウスが合っていないんじゃない?と言われてなるほどと。
そこで使っているマウスを変えてみようと思い、前々から気になっていたトラックボールマウスを導入してみようと思ったわけです。
今回レビューするのはロジクールERGO M575というトラックボールマウス。
メリット・デメリット
- 手首に優しいエルゴノミクスデザイン
- 省スペースで使える
- Bluetooth or ワイヤレス
- 精密な操作と安定感
- 省電力設計(電池で2年使える)
- 最初は慣れが必要
- 意外とデカい
Amazonでのレビューは驚異の24,000件で★4.4という化け物級。
はじめてトラックボールマウスを試すのにいきなり高額なものを買って合わなかったらどうしようと思っている人にも購入しやすい価格帯。



ただその使いやすさや安定感は抜群で、心なしか肩や首の凝りもなくなったような気がして僕はもう普通のマウスには戻れないなと思っているほどです。
記事を読めばこの選択が間違いないということがお分かりいただけるかと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ロジクールERGO M575のスペックと特徴
項目 | スペック内容 |
---|---|
製品名 | ロジクール ERGO M575 |
本体サイズ | 高さ134mm × 幅100mm × 奥行48mm |
重量 | 約145g(電池含む) |
接続方式 | 2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)、Bluetooth |
センサー方式 | 光学式(トラックボール) |
解像度(dpi) | 400~2000dpi |
ボタン数 | 5ボタン(左右クリック、ホイールクリック、進む/戻る) |
電池 | 単三形乾電池1本 |
電池寿命 | 最大約24ヶ月(使用状況により異なる) |
対応OS | Windows 7以降、macOS 10.13以降、iPadOS 13.4以降、Chrome OS、Linux |
カラー | グラファイト(黒系)、オフホワイト(白)、ブラック |
保証期間 | 2年間(ブラックのみ1年間) |
その他の特徴 | エルゴノミクスデザイン、省スペース性、マルチデバイス対応(2台切替可能) |
信頼と実績のロジクール製品なので安心なのは当然として、Amazonレビューの件数と評価からもユーザー満足度が高い製品だということが窺えますよね。
トラックボールマウスで一番重要なのは「慣れ」です。
ファーストインプレッションでは「あれ?ちょっと使いにくいかも?」と思いましたがしばらく使ってみるとだんだんと指先の感覚が慣れてきて細かい作業も難なくできるようになりました。
もちろんマウス感度をいろいろ試した結果ですが、それでも2日くらいで慣れてしまったのでそこまでハードルは高くないと思います。



USキーボードに慣れる方がよっぽど苦労しました(笑)
ロジクールERGO M575を使って感じたメリット
スペックの深掘りをするとともに使って感じたメリットを解説していきます。
- 手首に優しいエルゴノミクスデザイン
- 省スペースで使える
- Bluetooth or ワイヤレス
- 精密な操作と安定感
- 省電力設計(電池で2年使える)
手首に優しいエルゴノミクスデザイン


トラックボールマウスは他にもありますが、ロジクールERGO M575はその名のとおりエルゴノミクスデザインが採用されています。
エルゴノミクスとは人間工学のことで、人間が快適に効率よくかつ安全に活動できるように道具や環境を設計する考え方のことで、マウスやキーボードなど、長時間使うデバイスにおいては割と重要な視点なんですよね。
マウスで例えると傾斜がついて手首に負担にならないような傾きになっているなど、トラックボールマウス以外にもエルゴノミクスマウスと言って手首を立てて使えるようなデザインになっているものもありますよね。



僕も過去にぺリックスというブランドのエルゴノミクスマウスを3年くらい使っていましたが手首を立てたまま使えていたのでめちゃくちゃ楽だったのを覚えています。
ロジクールERGO M575も少し傾斜がついているので手首を捻らず使えるのでおすすめです。
省スペースで使える


これは結構なメリットと感じていて、僕のデスクは狭いので普通のマウスだとマウスパッドを置く範囲を確保しなければなりません。
でもロジクールERGO M575ならマウスを置くスペースさえあればOKです。
つまり電車の座席のようなPC置いたらほぼ何も置けないような環境でも割と使えてしまうというメリットがあります。
ちなみに僕はMacBookAirをクラムシェルモードで使っていてMacのトラックパッドは使わずロジクールERGO M575をつかってます。



なんなら椅子に座って膝の上に置いて使うこともできますからね。
Bluetooth or 無線接続が可能


ロジクールERGO M575はBluetoothと2.4GHz無線接続の2パターンで使うことができます。
僕はBluetoothで使っていますが、スリープからの復帰に生じる数秒の間が気になるという人はUSBレシーバーをPCに挿して使える無線接続もおすすめです。
マウス裏面の電池を入れる場所にUSBレシーバーが入っているのでそれを使います。
遅延もなく、スリープからの復帰も早いのでこちらを使っている人も多いと思い思いますよ。



僕はUSBポートはなるべく空けておきたいのでBluetooth派。
ちなみにPC①にはBluetooth、PC②には無線接続にするとマウス裏面のボタンで切り替えて2台のPCに同時接続が可能です。


切り替えるのにマウス裏面のボタンを押さなければならないので実用的とは言えませんが、この価格帯で複数同時接続ができるマウスも多くないと思いますので使う人は知っていて損はないかと。
精密な操作と安定感


流石はロジクール製品です。
僕はこれまでロジクール製品をたくさん使ってきましたが基本故障したことは一度もありません。
会社で使うPC周辺機器もロジクール製品で揃えていますが信頼性が高いからです。



会社では数字の入力が多いのでロジクールのK950という薄型のキーボードを使っていますが、誤作動もなく、安定した動作で気に入っています。
ロジクールERGO M575も慣れは必要ですが、トラックボールの滑り具合も絶妙で精密な操作もしやすいです。左右のクリックボタンと進む・戻るボタンの配置も自然なので違和感なく使うことができていますね。
省電力設計、単三電池で24ヶ月使える!
最近は充電式のマウスが増えていますが、ロジクールERGO M575は単三電池駆動です。
充電式の方がいいんじゃないの?と思うかもしれませんが充電式だと急に切れた時に充電完了するまで待たなければなりません。
それにバッテリーが劣化したら本体に問題がなくても買い替えが必要になるなど割とデメリットもあります。
電池駆動なら電池交換ですぐに使えますしなにより24ヶ月も使えるならバッテリーを気にすることなく使っていられまよね。



これって割と大きなメリットだと思いますので無理して上位モデルを買わなくてもいいんじゃないって思います。
ロジクールERGO M575を使って感じたデメリット
もちろんデメリットもあるにはあります。
- 操作には慣れが必要
- 意外とデカい
操作には慣れが必要
これはロジクールに限らずですが、トラックボールマウスをいままで使ってこなかったという人は慣れが必要です。
特にエクセルなどを使っていて特定のセルをピンポイントでクリックしなければならない時など、はじめのうちは親指がプルプルいいます(笑)
僕もそうでしたが2日間くらい使っていればすぐに慣れるのでその間は根気良く操作をしてみましょう。



慣れたらほんと別世界で、普通のマウスには戻れなくなりますよ。
意外とデカい


これはエルゴノミクスデザインの一環だと思いますが、手のひらをそのまま乗せて使うような形になるのでそれなりに面積が広くされているのかもしれません。
その分、普通のマウスに比べて幅が広く感じるかもしれませんが「マウスを動かさなくても良い」のでデスクの占有面積は非常にコンパクトに済みます。



なので当然マウスパッドも必要ないのでどこでも使える点を踏まえればデメリットとしては小さいかもしれませんね。
各社トラックボールマウスとの比較
トラックボールマウスは他社メーカーからも出ています。
ここでは認知度が高く、信頼できるブランドのトラックボールマウスと比較してみました。
項目 | ロジクール ERGO M575 | エレコム EX-G (M-XT3) | エレコム DEFT PRO | ケンジントン Orbit Trackball |
---|---|---|---|---|
操作タイプ | 親指タイプ | 親指タイプ | 人差し指・中指タイプ | 人差し指・中指タイプ |
接続方式 | Bluetooth、USBレシーバー | USBレシーバー(※Bluetoothモデルも別途有り) | USBレシーバー・Bluetooth・有線接続 | USB有線接続 |
サイズ | 幅100×奥行134×高さ48mm | 幅94.7×奥行124.4×高さ47.9mm | 幅91.4×奥行133.4×高さ57.3mm | 幅105×奥行130×高さ48mm |
重量 | 約145g | 約128g | 約162g | 約168g |
ボールサイズ | 約34mm | 約34mm | 約44mm | 約40mm |
解像度(dpi) | 400~2000dpi(調整可) | 750~1500dpi(2段階調整) | 500~1500dpi(3段階調整) | 400dpi(固定) |
ボタン数 | 5ボタン | 6ボタン | 8ボタン | 2ボタン |
エルゴノミクス設計 | ◎ 自然な手の角度 | △ 小型で一般的なマウスに近い | ◯ 大型だが快適性が高い | △ 特殊な形状のため慣れが必要 |
マルチデバイス対応 | ◎ 2台切り替え可能 | △ 基本的には1台接続 | ◎ 3台まで接続可能 | ✕ |
電池寿命 | 最大約24ヶ月 | 約6ヶ月 | 約10ヶ月 | ―(有線のため不要) |
メンテナンス性 | ◯ ボール取り外し簡単 | ◯ ボール取り外し簡単 | ◯ ボール取り外し簡単 | ◯ ボール取り外し簡単 |
価格帯(目安) | 約7,000円前後 | 約3,000〜4,000円前後 | 約8,000〜10,000円前後 | 約4,000円前後 |
簡単なポイントまとめ
- ロジクール M575は「初心者向け、長時間作業に最適。価格と機能のバランス◎」
- エレコム EX-Gは「低価格で操作感が普通のマウスに近く、初心者でも導入しやすい」
- エレコム DEFT PROは「ボタン数が多く、多機能で中級〜上級者向け」
- ケンジントン Orbitは「独特の操作性で精密な動作向きだが、初心者には慣れが必要」
比較した結果、価格と性能のバランスが一番良いのがロジクールERGO M575かと思います。
もっとも安いのはケンジントンですが、ワイヤレス接続が使えないという点がどうしてもネック。次に安いエレコムEX-Gは電池寿命が短いので、結局はロジクールERGO M575がベターですかね。
上位モデルのロジクールMXTB2d ERGO Sは倍以上の価格になりますしそこまでボタンをカスタマイズして使うことはないという人ならERGO M575で十分です。



実際に僕もERGO M575を使っていて物足りないと感じたことはありませんし、万が一故障してももう一度同じものを購入するつもりです。
まとめ:ロジクールERGO M575はこんな人におすすめ!
- はじめてのトラックボールマウス
- 省スペースでマウスを使いたい人
- なんとなく肩と首が凝ると感じている人
ロジクールERGO M575をレビューしました。
冒頭にも買いた通り、Amazonレビューも化け物級のハイコスパトラックボールマウスなのでぜひ一度使ってみて欲しいです。
事務作業以外でも写真や動画の編集で細かい値の調整なんかもトラックパッド以上にやりやすいので、僕はこれからもずっとこのマウスで仕事をしていくつもりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それでは!
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