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タク
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キークロンK3MAXをレビュー【はじめてのUS配列におすすめ!メカニカルキーボード】

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  • メカニカルキーボードに憧れる
  • キークロンのメカニカルキーボードが気になっている
  • キークロンK3無印やProと何が違うの?

こんにちはタク(@tak_photo96)です。

今回はキーボードのお話で「キークロンK3MAX」というメカニカルキーボードを買ったのでレビューしてみました。

購入したきっかけはMacBookをクラムシェルモードで使うようになってしばらくはロジクールのフルサイズキーボードを使っていたんですが、「テンキーいらないよな。」と思ったからです。

丁度そのくらいの時期に大好きなYouTuberの瀬戸弘司さんがキーボード沼にハマっていたという動画を出していて、その中でキークロンK3MAXを紹介されていたんですよね。

あとこれまでメカニカルキーボードを使ったこともなかったし、デザインがかっこいいなと思ったので買ってみました。

メリット
デメリット
  • デザインがかっこいい
  • 打鍵感が素晴らしい
  • キーマップの変更が超簡単
  • 携帯性が高いビジュアル良し
  • JIS配列は人気で入手困難
  • 意外と高さがある
  • 静音タイプでもそれなりに音はする

今回僕が買ったのはUS配列というタイプでJIS配列(日本語配列)とはキーの配置が違いますが、キークロンはJIS配列(日本語配列)もありますのでお好みで選べます。

記事では気に入った点や気になる点、キークロンの他のキーボードとの比較など網羅的に解説していますのでぜひ最後までお付き合いくださいね。

記事を読めばきっとはじめてのメカニカルキーボードとしてキークロンK3MAXがおすすめだという理由がお分かりいただけますよ。

この記事を書いた人

タク|カメラ・ガジェットブロガー

写真が好きなブロガー。普段はX-E3やRICOH GRIII、SONY RX100Vで街歩きをしながらスナップを撮っています。それをLightroomで現像してインスタやXにアップして楽しんでいるのでぜひフォローしてね。

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タップできる目次

キークロンK3MAXのスペックと特徴

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項目内容
キー配列・数US配列(84キー)・日本語JIS配列(87キー)
接続方式① 2.4GHzワイヤレス(ポーリングレート1000Hz)
② Bluetooth 5.1(3台までマルチペアリング)
③ USB-C有線
スイッチ種類Gateronロープロファイル2.0(赤軸・青軸・茶軸から選択可能)
キーキャップ素材US配列:ダブルショットPBT(非透過)
日本語配列:ABS(レーザー刻印・透過)
バックライトRGBモデル:22種類以上のエフェクト
ホワイトモデル:14種類のエフェクト
バッテリー容量1550mAh(リチウムポリマー)
バッテリー駆動時間RGBバックライト最小輝度:約40時間
バックライトOFF:約78時間
サイズ幅306mm × 奥行き116mm × 高さ22mm
重量約525g
対応OSWindows、macOS、iOS、Android
その他の特徴・QMK/VIA対応(キーリマッピング可)
・ホットスワップ対応(RGBモデルのみ)
・IXPE吸音フォーム&ラテックスフォーム(静音・快適な打鍵)
・3段階チルト角度調整

僕が買ったのはUS配列の赤軸です。

後ほど解説しますが赤軸というのは、キーの押し心地に関わるパーツのことで、文字が印刷されている各キーの土台に当たる部分を指します。

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はじめてのメカニカルキーということもあって、最初は瀬戸弘司さんおすすめの茶軸にしようかなとも思いましたが、せっかくメカニカルにするならより軽い方がいいかと思って赤軸にしました。

キークロンってどこの国のどんなブランド?

キークロンは2017年にキーボード愛好家のグループによって設立された会社で、本社は香港にあり中国深センに倉庫があって、世界80カ国以上に35種類以上のメカニカルキーボードを販売しています。

キーボード愛好家のグループが作った会社と聞くと俄然興味が沸いてきませんか?

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僕も届いてはじめてキーに触れた瞬間、その打ち心地の良さに感動しましたよね。

無印・Pro・MAXの違いについて

キークロンK3MAXには3つのグレードがあります。

それぞれの違いは以下のとおり。

  • 無印::コスパモデル、キーマップ非対応
  • Pro:キーマップ対応
  • Max:最上位モデル、静音対策、2.4GHz無線LAN対応

無印はコストを抑えたモデルでキーキャップの作りもABS素材という安価な素材を使っています。自分好みのキー配置にカスタムできるキーマップにも対応していないのでキーの配置を変更したい人には不向きです。

Proはキーマップに対応していて、キーキャップもダブルショットPBTを採用しているので印字が消えることはありません。

そしてMAXはProに加え、静音対策が施されておりBluetooth接続のほかに2.4GHz無線接続が可能で遅延が少ない操作が可能となっています。

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自分の環境に必要なポイントをおさえて選択できる点では流石キーボード愛好家集団が作ったキーボードって感じですよね。

キークロンK3MAXを使った感想(メリット)

キークロンK3MAXを実際に使っていて感じているメリットを解説します。

  • デザインがかっこいい
  • 打鍵感が素晴らしい
  • キーマップの変更が超簡単
  • 携帯性が高い

キークロンはデザインがかっこいい

Macとの相性抜群

僕がキークロンを選んだ理由のひとつはデザイン性。

やっぱり自分の道具はカッコいい方が気分が高まりますよね。US配列なので使わないかなの印字などもなく、見た目がシンプルでスタイリッシュ。

薄いグレーと濃いグレーのツートンにescキーのオレンジがワンポイントでいい感じ。僕は慣れるまでenterキーもオレンジに変えて使っていますが、それもそれでいい感じで気に入っています。

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バックライトはOFFで使っていますが、いろいろなパターンで光らせることもできるのでゲーミングキーボードみたいにキラキラさせることもできます。

打鍵感が素晴らしい

次に打鍵感。

僕は赤軸を選んだのでクリック感もなくスコスコとキーが沈む感覚が非常になめらか。

入力に余計な力がいらないので長時間ブログ記事を書いていてもまったく疲れません。US配列には慣れが必要ですが、打鍵感が良すぎてミスタイプしても苦にならないほどずっと打っていたいキーボードですね。(早く慣れろ)

キーマップの変更が超簡単

キーマップ変更は公式サイトのK3MAXの商品ページからアクセスできて、ケーブルをつないでコネクトボタンをつなげばもう変更できます。

このWEBアプリがめちゃくちゃ優秀で変更したいキーをクリックしてから当て込みたいキーを選ぶだけ。

終わったらケーブルを抜けばもう完了。

これ本当にすごくて他のキーボードでキーマップを変えるにはソフトをインストールしてからやったり保存したりといろいろめんどくさい作業をしないといけないんですが、キークロンは本当に簡単で誰でも絶対できるのが良いです。

ちなみに僕はレイヤー1を以下のような感じで使っています。

キークロンK3MAXの販売ページから使える

キークロンK3MAXには4つのレイヤーがあって、0・1はMac用、2・3はWindows用になっています。

僕はMac用しか使わないので0をそのままデフォルトで使ってレイヤー1でテンキーのような配置を左手側に作りました。

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fnボタンを押しながら押せば半角数字が打てるのでテンキーが不要になりました。

キークロンK3MAXは携帯性抜群

手の小さい僕でもこんなサイズ感

キークロンK3MAXは75%サイズでしかもロープロファイルなので薄型コンパクト。

だからリュックにすっぽり入ってしまうのでいつも通勤で使っている無印良品の方の負担が軽くなるリュックに入れて持ち運んでいます。

重量は一般的なフルサイズキーボードと同じくらいになるので決して軽量ではありませんが、軽すぎるキーボードは入力中にずれてしまうためこのくらいの重量がベストかなと思っています。

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今は裸でそのままリュックに入れているので丁度いいケース(スリーブ)を探しています。

キークロンK3MAXで気になる点(デメリットと対策)

次にデメリット。

  • JIS配列は人気で入手困難
  • ロープロファイルだけど意外と高さがある
  • 静音対策のモデルでもそれなりに音はする

JIS配列は人気で入手困難

これは僕個人が感じているものではなくて、一般的にはJIS配列が欲しい人の方が多いと思ったので挙げました。

メカニカルキーボードの中でキークロンはかなりの人気となっていて、入門で使ってみようと考える人が多い印象があります。

そういった人の多くはJIS配列(日本語配列)を選びたいと思いますが、特にこのK3MAXは人気なのでJIS配列が売り切れているケースが多いです。

僕もはじめはJIS配列が欲しくて探していたんですが、欲しいタイミングと在庫状況がどうしてもかみ合わずUS配列にチャレンジしました。

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今ではUS配列にもすっかり慣れたので次にMacを買うときはUS配列にするつもりです。

ロープロファイルだけど意外と高さがある

キークロンK3シリーズなどの奇数ナンバーはロープロファイルといって薄型設計になっています。

ですがロジクールなどの超薄型のキーボードを使ったことがある人にとっては、それなりに高さ(厚み)を感じるかもしれません。

左がキークロンK3MAX、右がロジクールK950
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僕もロジクールK950という薄型キーボードを使っていたので、キークロンK3MAXをはじめてつかったときは思ったより薄くないなと感じました。

スペック上はK3MAXもK950も23mmとなっているので感覚的なものではありますが、実際に入力している感覚もキークロンK3MAXの方が厚みを感じました。

おそらくこれはキーの沈み込む深さの違いによって感じる点で、メカニカルキーボードの構造上当然と言えば当然で、パンタグラフ方式のキーボードよりも指を押し込む必要がありますね。

静音対策のモデルでもそれなりに音はする

キークロンK3MAXはK3シリーズの中で唯一静音仕様となっています。

ただ静音と言ってもあくまでメカニカルの中ではというレベルでその静音レベルは安価なサイレント仕様のキーボードよりは音が鳴ります。

一般的なメカニカル(茶軸)が「カチャカチャ」という音だとしたら、K3MAX(赤軸)は「スコスコ」といった感じです。(わかんねえよ

要は静かなオフィスで使うと中には気になる人はいるというレベルです。

僕は仕事でも使っていますが上司がいないのでもしかしたら部下の人が心の中で(カタカタうっせえんだよ)と思っているかもしれないです。

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カフェで使う分にはホワイトノイズにかき消されると思いますので問題ないかと。

キークロンキーボードのナンバリングについて

キークロンのキーボードは数字によってサイズとキーの高さがわかるようになっています。以下にシリーズの特徴をまとめます。

Keychronナンバリング規則の基本構造

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番号プロファイル(高さ)特徴例
K1 / K3 / K5 / K7 / K9 / K13ロープロファイル軽量・薄型・Mac風設計にマッチ
K2 / K4 / K6 / K8 / K10 / K12 / K14ノーマルプロファイル通常の高さで打鍵感重視・カスタマイズ性高

規則性まとめ(覚え方)

  • 奇数番号(K1/K3/K5/K7/K9/K13)=ロープロファイル(薄型・軽量)
  • 偶数番号(K2/K4/K6/K8/K10/K12/K14)=ノーマルプロファイル(標準型)
  • 数字が小さいほどシンプルでコンパクトな傾向
  • 数字が大きいほどキー数が多く、フル機能のモデル

用途別おすすめのモデル

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利用シーンおすすめモデル理由
ノートPCと併用(薄型好き)K3 / K5 / K7薄型で手首に優しい
ゲーム+普段使いK6 / K8矢印キーあり・コンパクト
フルサイズが欲しいK5/ K10テンキー付きで多用途向け
持ち運び重視K7 / K9 / K12超小型で軽量、バッグにも収まる

メカニカルキーとは?

メカニカルキーとは一つひとつのキーが独立しているスイッチのことです。

そのため耐久性が高く、仮に特定のキーが故障した場合でもそのキーだけ交換することが可能というメリットがあります。

打鍵感も良く、長時間のタイピングでも疲れにくいとも言われており、実際に使ってみた感想としてもその通りだなと感じています。

さらにメカニカルキーには赤軸・茶軸・青軸といったキースイッチの押し心地が異なるタイプから選ぶことができます。

赤軸・茶軸・青軸の違い

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項目赤軸(リニア)茶軸(タクタイル)青軸(クリッキー)
押下感滑らかで軽い軽いクリック感(途中で軽く引っかかる)明確なクリック感と音
音の大きさ静か(小さめ)やや静か〜中間大きい(カチカチ音)
押下圧(平均的)約45g約45〜55g約50〜60g
押下距離
(ストローク)
約2mm(動作点)・4mm(底打ち)約2mm(動作点)・4mm(底打ち)約2.2mm(動作点)・4mm(底打ち)
反発感
(フィードバック)
なし(スムーズ)軽めのフィードバック明確なフィードバック
用途・おすすめの使い方ゲーム・高速タイピング向け万能型(タイピング・ゲーム・オフィス)タイピング作業中心、打鍵感重視
疲れにくさ疲れにくい(軽い力で押せる)普通(適度なクリック感で疲れにくい)疲れやすい場合あり(クリック感強め)
静音性の重要度静音性を重視する人向け静音性と打鍵感のバランスを求める人向け静音性はあまり気にしない人向け

各スイッチの簡単な特徴まとめ

  • 赤軸(リニア)
    • 引っかかりがなく、滑らかで静かな押下感。
    • ゲーム用途や高速タイピング、静かな環境向き。
  • 茶軸(タクタイル)
    • 軽いクリック感があり、静音性と押し心地のバランスが良い。
    • タイピング作業が多い一般ユーザーにおすすめの万能タイプ。
  • 青軸(クリッキー)
    • 明確なクリック感と大きな音で、打鍵感を重視するユーザーに人気。
    • タイピングの楽しさを最も感じやすいが、静かな環境では注意が必要。

自分に合ったスイッチを選ぶポイント

  • 赤軸 ⇒ 静かで滑らかな操作感を求める、ゲームユーザーや長時間作業する方に最適。
  • 茶軸 ⇒ オフィスや自宅で幅広く使える万能タイプが欲しい人向け。
  • 青軸 ⇒ 明確な打鍵感や音を楽しみたい人向け。ただし騒音に注意。

それぞれの特徴を踏まえて、自分の環境や好みにぴったりのスイッチを選んでみてください!

まとめ:キークロンのメカニカルキーボードは初めてのUS配列におすすめ

キークロンK3MAXのレビューをしました。

前提となるメカニカルキーってなに?という内容やキークロンのキーボードの種類などかなり脱線してしまったので最後にポイントをまとめますね。

無印・Pro・MAXの違いについて

  • 無印::コスパモデル、キーマップ非対応
  • Pro:キーマップ対応
  • Max:最上位モデル、静音対策、2.4GHz無線LAN対応

メリット・デメリット

  • デザインがかっこいい
  • 打鍵感が素晴らしい
  • キーマップの変更が超簡単
  • 携帯性が高い
  • JIS配列は人気で入手困難
  • ロープロファイルだけど意外と高さがある
  • 静音対策のモデルでもそれなりに音はする

こんな人におすすめ

  • メカニカルキーボードを使ってみたい
  • テンキーいらないからコンパクト重視
  • かっこいいキーボードが欲しい

僕はキークロンK3MAXを使ってすでにキークロンのファンになりました。流石にキーボード愛好家が集まって作ったブランドってだけありますよ。

ビジュアル良し、打鍵感良し、価格良しの三拍子も揃ってます。メカニカルキーボードの入門としてめちゃくちゃおすすめなのでぜひGETしてみてね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

このブログではカメラ・ガジェットに関する情報を発信していますので、ぜひほかの記事も読んでみてくださいね。

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それでは!

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