- iPad mini 7が気になっているけどmini 6との性能差は?
- mini 6の整備済品とどっちがお得?
- mini 7を買う決め手が欲しい
こんにちはタク(@tak_photo96)です。
2024年10月に発売されたAppleのコンパクトタブレットiPad mini7(A17 Pro)。
一世代前のmini 6も選択肢にあってどちらを買うべきか悩んでいる人のためにポイントをまとめました。
記事ではスペックの比較にはじまり、mini 7が向いている人とmini 6が向いている人など用途に応じて後悔の少ない選択ができるようになっています。
結論「iPad mini 6 256GBの整備済品を買うくらいならiPad mini 7 128GBの方がコスパ良し」です。
その理由も記事で解説していますのでぜひ最後までお付き合いください!
タク|カメラ・ガジェットブロガー
写真が好きなブロガー。普段はX-E3やRICOH GRIII、SONY RX100Vで街歩きをしながらスナップを撮っています。それをLightroomで現像してインスタやXにアップして楽しんでいるのでぜひフォローしてね。

iPad mini 7 vs 6|スペックの違いを比較
まずはスペック上の違いを比較してみましょう。
比較項目 | iPad mini 7 | iPad mini 6 |
---|---|---|
発売年 | 2024 年 | 2021 年 |
チップ (頭脳) | A17 Pro とても速い! | A15 Bionic 充分速いけど 7 ほどではない |
ストレージ | 128 / 256 / 512 GB | 64 / 256 GB |
Apple Pencil | Pencil Pro とUSB-C Pencil | Pencil 第2世代 とUSB-C Pencil |
AI 機能 (Apple Intelligence) | 対応 | ― |
USB-C ポート | 最大 10 Gb/s | 最大 5 Gb/s |
インターネット | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6 |
本体カラー | ブルー / パープル / スターライト / スペースグレイ | パープル / ピンク / スターライト / スペースグレイ |
価格 | 128GB:78,800円~ | 256GB:72,800円前後 |
- A17 Proチップ搭載
- 128GBから選べる
- Apple Intelligenceが使える
- Apple Pencil Pro対応
- データ転送10Gbps
- Wi-Fi 6E対応
ディスプレイ性能はほぼ同じですが、mini 7はホバー機能に対応しているのでPencil Proを使う人だけちょっと便利という程度です。
A17 Proチップ搭載
iPad mini 7はA17 Proチップを搭載しています。
これはiPhone 15 Proに搭載されているハイスペックモバイル向けのチップで、これにより処理性能も大幅にアップして重い作業も難なくできるようになっています。
僕はiPad miniで写真のRAW現像を行うので比較的重ための処理をすることが多いのでmini 7にして良かったと思っています。

もちろんMacBookAirほどサクサクというわけにはいきませんが、iPadで操作する方が快適なので不満はないですね。
ストレージは128GBから選べる
mini 6の最小構成は64GB、正直この容量では外付けSSDやクラウドストレージは必須だと思います。
iPad mini 7の最小ストレージは128GB。
ブラウジングやYouTubeの視聴くらいしかしないという人には64GBでも問題ないと思いますが、僕みたいに写真を撮る人にとっては絶対に足りません。
その上だと256GBなのでmini 7の128GBが丁度いいんですよね。



写真はLightroomでクラウド管理しているので端末自体には保存されていないため128GBあれば一時的な保存には十分ですね。
Apple Intelligenceが使える
miniシリーズでは初めてApple Intelligenceに対応しました。
今のところApple Intelligenceが使えるのはMチップ搭載のiPadシリーズとmini 7のみなのでmini 6では使うことができません。
AIを使わないのならそこまで決め手にはならないと思いますが、これから進化するAIに興味がある人はチェックしておきたい項目です。
Apple Pencil Pro対応
mini 7からApple Pencil Proに対応しました。
これによりメモアプリやフリーボードでのツールの切り替えなどが便利になり、絵を描く人やiPadでノートをとることが多い人にとっては大きなメリットになっています。
そういったクリエイティブな使い方をせず、ただ手帳代わりにちょっとしたメモをとったりするくらいならProでなくとも十分に使えますよ。
データ転送10Gbps
mini 7からUSB-Cポートのデータ転送が10Gbpsになりました。
mini 6は5Gbpsだったので単純に2倍の速度でデータを転送できます。
RAWデータや動画データを外付けSSDに逃がす場合の時間が大幅に短縮されますので使う人にとっては非常にありがたいアップデートです。
Wi-Fi 6E対応
通信速度もWi-Fi 6E対応になり、対応しているルーターを使う場合は回線の混雑などとは無縁の通信を使うことができます。
正直いまはまだ対応している機器もそこまで普及していませんのでこれが決め手になるかと言われると弱い部分はありますが、今後Wi-Fi 6Eが普及していくことでその恩恵を受ける可能性は十分にありますね。
スタバなどWi-Fiのクオリティがサービスに直結するような場所なら割と対応しているケースもあると思いますので、自分が普段使っている環境などでチェックしてみてください。
A17 Pro vs A15 Bionic|チップのパフォーマンス比較
続いて搭載されているチップのパフォーマンスを比較してみました。
比べるポイント | A17 Pro | A15 Bionic | ここが違う! |
---|---|---|---|
速さ①(Geekbench 6 シングル) | 約2,800 点 | 約2,100 点 | +約35 % |
速さ②(Geekbench 6 マルチ) | 約6,900 点 | 約5,400 点 | +約30 % |
ゲーム・動画の描画力 | 3DMarkで約3,700 点 | 約3,000 点 | +約25 % |
AI用エンジンのパワー | 35 TOPS | 15.8 TOPS | 約2倍! |
総じてチップの性能差は大幅アップと言えますが数値だけ見てもわかりにくいと思いますのでざっくり解説も入れておきます。
覚えておくポイント
- シングルスコアが高いほど
-
- アプリがキビキビ動く
- 古いアプリや簡単なゲームも快適
- マルチスコアが高いほど
-
- 動画を書き出す時間が短くなる
- 大規模なゲームやAI処理でパワーを発揮



つまり、日常のサクサク感=シングル重視、クリエイティブや重いゲーム=マルチ重視と覚えると選びやすいですよ。
比較まとめ
- とにかく処理が速い
- AI機能がさらにサクサク
- 重たい作業をしてもバッテリーが持ちやすい
mini 7はゲームのロードや写真の編集が約3~4割スピードアップしているので待ち時間がグッと減ります。
また“考える力”が2倍なので、写真の自動整理や文章の要約など、これから進化するAI機能も安心して使えます。
新しい作り方(3 nm)で電気のムダ遣いを減らし、発熱も抑えられています。
iPad mini 7 vs 6|どっちを選べばいい?
mini 7、mini 6がどんな人に向いているのかを解説しますが、mini 6 256GBでは価格差がほとんどないのでここではmini 6 64GBでも十分な人で例えますね。
mini 7 が向いている人
- 最新ゲームや動画編集を快適にこなしたい
- 5年以上は買い替えずに長く使いたい
- これから増えるAI機能をフルに楽しみたい
mini 6 でも十分な人
- 主にYouTube・電子書籍・SNSが中心
- Apple Pencil Proは必要ない
- なるべく出費を抑えたい(中古やセール品を狙う)
結論
- 「最新ゲームを高画質でサクサク遊びたい!」なら迷わずmini 7。
- 「動画視聴や電子書籍がメインで予算重視」ならmini 6 64GBでも不満は少ないでしょう。
iPad mini 7を選んだ方が後悔が少ない理由
- iPad miniは新モデルがリリースされるまでが長い
- リセールバリュー
- mini 6 256GBの整備済品との価格差
iPad miniは新モデルがリリースされるまでが長い
iPadシリーズの新モデル発売サイクルは以下のとおり。(※ 過去3世代の平均)
- iPad:約2年(前モデルは2022年10月発売)
- iPad Air:約1.5~2年(前モデルは2024年5月発売)
- iPad Pro:約1.5年(前モデルは2022年10月発売)
- iPad mini:約3年(前モデルは2021年9月発売)
他のiPadシリーズに比べてなかなか新モデルが出ないのがminiシリーズです。
そのため買い替えのタイミングを逃してしまうとかなりの期間同じモデルを使うことになるので、それなら新モデルを選んでおいた方が無難かと思います。
リセールバリュー
新しいモデルを購入するにあたり、いま使っているモデルを下取りに出すかフリマなどで売って資金にする人が多いかと思います。
その際、mini 6は既に発売からかなりの年数が経過しているので仮にmini 8を待つとなるとリセールバリューも大幅に落ちていることが予想されます。
mini 7なら次のモデルが出るタイミングでいうなら約3年前のモデルということになりますので、まだまだそれなりの価格がついているはずです。



現在mini 6の整備済品の価格が256GBで7万円強ですからね。
mini 6 256GBの整備済品との価格差
mini 6とmini 7とで悩んでいるなら実際にmini 6を購入する場合の金額で比較してみると答えが出やすいです。
流石に64GBという選択をする人は少ないと思いますのでここではmini 6 256GBとmini 7を比較します。
- mini 6 256GB:72,800円
- mini 7 128GB:78,800円
その差額はなんと6,000円です。
これでmini 6を選ぶメリットはほぼないどころか、わざわざmini 6を選ぶ理由がありません。



個人的にもmini 7を選ぶ以外の選択肢はないですね。
まとめ:mini 6 256GBの整備済品よりもiPad mini 7 128GBの方がコスパ良し
結論、iPad mini 7を選んだ方がコスパが良いです。
理由はmini 6の最低ストレージは64GBなので外付けSSDやクラウドを駆使しないとちょっと容量が足りないので、256GBを選びたいですよね。
その場合、mini 6 256GBの整備済品の価格の相場は約7万円強になるのでmini 7 128GBの新品と数千円しか変わりません。
それならmini 7を選んだ方が幸せになれると思いませんか?僕もそれが決め手になりました。
ぜひiPad mini 7を使っていろいろな楽しみ方をしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログではカメラ・ガジェットに関する情報を発信していますので、ぜひほかの記事も読んでみてくださいね。
X・Instagramもフォローしてもらえると泣いて喜びます!
それでは!
コメント