2024年9月にDJIのアクションカメラ「DJI Osmo Action 5 Pro」が発売されました。僕も前からアクションカメラが欲しいと思っていたので思い切って購入しました。
アクションカメラといえば有名なGoProシリーズもありますが、今回は最近勢いのあるDJIのActionシリーズを試してみたいと思いこちらを選びました。
結論「買ってよかった!」
何といってもこんなにコンパクトで気軽に動画が撮れる、映像クオリティも高いし土砂降りでも気にせず使えるのが最高で、雨の日のスナップPOVでも水辺のVlogもこれ一つですべて解決しました。
本記事では、DJI Osmo Action 5 Proの特徴や実際に使ってみた感想を詳しく解説します。前作Osmo Action 4やライバル機であるGoProとの違い、新機能についてもわかりやすく説明しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
タク|カメラ・ガジェットブロガー
写真が好きなブロガー。普段はX-E3やRICOH GRIII、SONY RX100Vで街歩きをしながらスナップを撮っています。それをLightroomで現像してインスタやXにアップして楽しんでいるのでぜひフォローしてね。
DJI Osmo Action 5 Proの概要(スペック・デザイン)
- デザイン面での進化は何といってもモニターの大きさと見やすさ。
- OLED(有機ELモニター)に変更されたことで直射日光の中でも見やすかったです。
- マイクは製品ロゴの後ろに搭載されており、風切り性能がUPしているとのこと。
箱の中身と同梱物の紹介
- 本体
- バッテリー
- USB-C to C
- 保護ケース(縦位置撮影用)
- マウント
DJI Osmo Action 5 Proを開封すると、カメラ本体に加え、バッテリー、USB-Cケーブル、保護ケース、マウントが同梱されています。最低限必要なアイテムがすべて揃っているのですぐに使い始めることができます。
僕はネックマウントコンボを選んだので別にDJI純正のハンギングネックマウントも同梱されていました。
シリコン製素材でできていて中にワイヤーが入っているのか形状記憶してくれるので使い勝手は良さそうです。
ちょっと重たいのがネック(ネックマウントだけに)ですが、自由に曲げて三脚替わりにもなるのでぶっちゃけこれさえあれば三脚いらないかも。
ファーストインプレッション
手に取った感じは非常にコンパクトで、軽量で持ち運びやすい印象を受けました。
ディスプレイも大きく精細な写りで前面と背面の両方にあり、これなら自撮りも確認しながら撮れますね。
同梱されていた車載マウントは個人的に使うかどうかわかりませんが、ネックマウントと接続するマグネットマウントは非常に使いやすそう。
YouTubeとかではちょっとハマりが悪いという声もありましたが個人的にはカチャっとハマるのでネックマウントから三脚に乗せ換えるのが簡単そうで好印象。
ファーストインプレッションとしてはこんな感じですかね。
前作のAction 4からアップデートされたようで新機能が豊富とのことなので詳しくみていきましょう。
DJI Osmo Action 5 Proの新機能(Action 4との違い)
まず新たに追加された機能をリストアップします。
- 新型CMOSセンサーにによる映像クオリティ
- 被写体トラッキング機能
- スーパーナイトモード
- 前後のモニターがOLED(有機ELモニター)に変更
- バッテリー性能UP
- 内臓ストレージ47GB
- 防水性能UP
- 内臓圧力計搭載
これ以外にも写真が40Mピクセルで撮れたり、別売りのDJIマイクが2個まで使えたりしますが、多くの人はそういった使い方はしないと思いますので割愛します。
これらの点を深掘りしていきます。
①:新型CMOSセンサーによる映像クオリティUP
DJI Osmo Action 5 Proは新型CMOSセンサーを搭載し、映像クオリティが大幅に向上しています。
何といっても前作Action 4は8bitまでしか撮れませんでしたが今作Action 5 Proでは10bit撮影が可能になりました。
これにより色のバリエーションが大幅に増えてよりリアルな色表現が可能に。
8bitと10bitの違い
8bitと10bitは、映像の色深度(色の表現可能な範囲)を示します。8bitでは1ピクセルあたり約1677万色を表現できるのに対し、10bitでは約10億7000万色を表現できます。この違いにより、10bit映像では色の変化がより滑らかになり、特にグラデーションや細かい色合いの表現が非常にリアルで自然になります。これが、映像の色再現性やディテールの精度に直接的な影響を与えます。
正直これだけでも十分な進化だと思います。
これは実際に撮った映像を見てもらった方が早いと思います。
せっかくなのでこの機にYouTubeをはじめてみましたので見てもらえると嬉しいです。
②:被写体トラッキング機能で第三者が撮ったように!
次に被写体トラッキングについて。
これは画角に捉えた被写体を認識して常に画面の中心に合わせてくれる機能です。
これによりスポーツシーンや動き回るお子さんやペットを撮ってもフォーカスを外すことなく追尾してくれます。
一人で自分を撮っているときもトラッキングしてくれるので動きのある映像表現が可能です。
ただし、この機能を使っているときの最大解像度は2.7Kまでとなっています。
それはカメラが物理的に動いてトラッキングしているのではなく、あくまで広く撮ったものを疑似的に追尾しているという仕組み上仕方がないことです。
ですが縦撮りで撮ることが多いショート動画では十分なクオリティで撮ることができるので使える場面は多そうです。
僕もアメフトを撮ることが多いのでこれは重宝しそう。
③:スーパーナイトモードで暗所性能UP!
続いてのスーパーナイトモードも新機能です。
これは夜などの暗いシーンで使えるモードで、通常モードで撮るよりも全体的に明るい色合いで撮ることができます。
暗い場所では何が映っているかわからないことも珍しくありませんが、スーパーナイトモードで撮った映像なら映像クオリティをある程度保ったまま明るく撮ることができます。
ただしこのモードのときは4Kで選べるフレームレートは30pまでとなります。
1080pなら60pも選べます。
実際にノーマル10bitで撮った映像とスーパーナイトモードで撮った映像を切り取ったものをご覧ください。
どうですか?
夜の雰囲気はそのままにかなり自然にかつ明るくなっています。
都心なら夜も街明かりでだいぶ明るいですが僕の住んでいいる地域は割とくらいので夜のスナップに出かける際のPOV映像を撮るときに便利です。
ただノーマル10bitも全然悪くないです。スーパーナイトモードはブレに弱いという弱点もあるので、気になるようならノーマルで撮影することも多いかなという感じです。
そのあたりはトライアンドエラーを繰り返しながら自分のスタイルを見つけたいですね。
④:前後のモニターがOLED(有機ELモニター)に変更
DJI Osmo Action 5 proでは前後のモニターがOLEDに変更され、明るさやコントラストが大幅に向上しました。これにより、直射日光下でも画面が見やすく操作性が向上しています。
僕はAction4を使ったことがないので前作との差はあまり感じにくいですが、比較動画などではやっぱり見やすくなったという評価がほとんどでした。
デメリットとしては撮影中の画面表示が最大で10分になったことでしょうか。
前作は常時撮影画面が表示されているようにもできましたが、今作は最大で10分。
これは画面の焼き付きなどを防止するための仕様なのかと思いますが、アクションカメラを長時間回しっぱなしにすることはあまりないと思いますのでぶっちゃけどっちでもいいかなと思います。
それより撮った映像が見やすい方がめちゃくちゃ重要ですからね。
⑤:バッテリー性能UP!最大4時間!?
こういったガジェットで心配される点がバッテリーの持ちです。
今は多くの人がモバイルバッテリーを持ち歩いていると思いますのでそこまで心配な点ではないかもしれませんが、それでもバッテリーライフが長くなったのは多くの人にとっては朗報でしかないですよね。
スペック上、バッテリー容量が前作の1770mAhから1950mAhに改善されており、1080p/24fps撮影の場合は最大4時間の撮影が可能とのこと。
同じ条件で前作Action4が160分だったものが240分に向上しているのは明らかに性能が上がっています。
もちろん4K撮影ではもっと短い時間になりますがそれでもアクションカメラとしては十分過ぎる駆動時間なのでVlog程度なら予備バッテリーは不要だと思います。
僕はAnkerのパワーバンクfusion 5000mAh/30Wを持ち歩いているので万が一のときはこれで急速充電しちゃえばOKです。
⑥:内蔵ストレージ47GB!microSDカード忘れても安心!
アクションカメラに限らずデジカメだって一眼だってSDカードなどの記録媒体が必須ですよね。
DJI Osmo Action 5Proは内蔵ストレージが47GBもあるので最悪カードを忘れてしまっても十分な時間が撮影できてしまします。
僕はそこまで長い時間撮影しないので正直内蔵ストレージだけで事足りてしまいます。
それが本当に便利でDJI Osmo Action 5Proを選んだ大きな理由のひとつになっています。
⑦:防水性能UP!ケースなしで20Mまで
防水性能もアップし、ケースなしで使用可能な水深が前作の18mから20mまでとなりました。これにより水中での撮影がより自由になり、ダイビングなどのアクティビティにも対応できます。
僕個人はそういった使い方をすることはないと思いますが、土砂降りの中でスポーツ撮影をするときがあるので防水性能UPは素直に嬉しいです。
一眼カメラで写真を撮りつつ、DJI Osmo Action 5 Proで映像を撮れば同じシーンを写真と映像の両方で撮ることができますからね。
⑧:臓圧力計搭載により水深や標高を認識
これまた新たな機能で、内蔵圧力計が搭載され水深や標高を認識する機能が追加されました。
これによりダイビングや登山などのアウトドアでより詳細なデータを記録できます。
僕はキャンプをする際にほんの少し山を登る程度ですが、映像に標高が追加できるのはドキュメンタリー動画みたいでちょっとしたアクセントになりますよね。
ダイビングをする人は入水を検知して自動で録画を開始したり、水から上がったら録画を停止するように設定できますので便利だと思います。
僕もダイビングに興味がないわけではないのでいつか使ってみたい機能です。
実際に使った感想(良かった点と改善してほしい点)
新機能の解説では実際の使用感までは記載していませんので、ここからは僕が実際に使ってみた感想を紹介していきます。
まず使ってみて良かった点と改善してほしい点をまとめます。
- 有機ELモニターが見やすい
- 長時間バッテリー
- スーパーナイトモード
- 内臓ストレージが神
- 前面モニターの反応がいまひとつで、特に画面端の反応が微妙なときがある
- デジタルズームの画質が劣化しやすい
- 色味がわざとらしいときがある
ざっとこんな感じですかね。
良かった点
- 見やすい有機ELモニターでどんな環境でも画面が確認しやすい
- 長時間持つバッテリーが神
- スーパーナイトモードで夜間の撮影がしやすい
- 内蔵ストレージがめちゃくちゃ便利
有機ELモニターが見やすい
有機ELモニターとは有機材料をに電気を通すことで発光するディスプレイで、高いコントラスト比と応答速度が特徴です。
色表現の面でも黒系の色に強く、直射日光の中でも見やすいので屋外で使うことが多いアクションカメラにはまさにぴったりのモニターと言えます。
実際にめちゃくちゃ晴れた日の中で使ってみたところ、大きなディスプレイというのもあって視認性は抜群でした。
長時間持つバッテリーが神
デジモノにとってバッテリーライフは生命線です。
コンデジでもスマホでもバッテリーの持ちなんてなんぼあってもいいですからね。
前作よりもバッテリー容量がアップしたのと新型センサーによる電力効率で録画時間もめちゃくちゃ伸びたということですが、Vlog撮るくらいなら予備バッテリーはいらないですね。
スーパーナイトモードで夜間の撮影がしやすい
僕は割と夜のスナップに出かけることが多いのでこれは非常に助かります。
田舎の夜スナップなんてちょっと街に出ても都心ほど明るくないですから十分な光量が確保できません。
そんな時にこのスーパーナイトモードで撮れば非常に綺麗に夜スナップPOVが撮れます。
車載録画時にブレが生じやすいという声もありますが、僕は徒歩での撮影がほとんどなので特に気になったことはありませんでした。
ただ30pまでしか撮れないのはちょっと改善してほしいかも。
内蔵ストレージがめちゃくちゃ便利
POVスナップ撮影くらいなら内蔵ストレージで十分対応できます。
4K60pでも1時間以上の撮影が可能なのでVlogを撮るくらいならmicroSDカードを挿さなくても事足りると思います。
僕も今は内臓ストレージだけで足りているのでしばらくはこの運用で使っていこうかなと思っています。
長時間録画をする人はmicroSDカードはあった方がいいので一つ持っておくといいですね。
最大1TBのmicroSDカードまで対応しているので結構な時間撮れると思いますよ。
一応公式に推奨されているmicroSDカードの一覧です。
推奨カード:
SanDisk Extreme PRO 32GB U3 A1 V30 microSDHC\
Kingston CANVAS Go! Plus 64GB U3 A2 V30 microSDXC\
Kingston CANVAS Go! Plus 128GB U3 A2 V30 microSDXC\
Kingston CANVAS Go! Plus 256GB U3 A2 V30 microSDXC\
Kingston CANVAS Go! Plus 512GB U3 A2 V30 microSDXC\
Lexar Professional 1066x 64GB U3 A2 V30 microSDXC\
Lexar Professional 1066x 128GB U3 A2 V30 microSDXC\
Lexar Professional 1066x 256GB U3 A2 V30 microSDXC\
Lexar Professional 1066x 512GB U3 A2 V30 microSDXC\
Kingston CANVAS Go! Plus 1TB U3 A2 V30 microSDXC
続いてちょっと気になっていて改善してほしい点もありました。
改善してほしい点
- 前面モニターの反応がいまひとつで、特に画面端の反応が微妙なときがある
- デジタルズームの画質が劣化しやすい
- 色味がわざとらしいときがある
前面モニターの反応がいまひとつ
あまり自撮りをすることがないので前面モニターを操作する機会は少ないんですが、バッテリー残量を%表示したいときや設定を変えたいときに操作する際、画面端の反応がイマイチなときがありました。
ファームウェアアップデートで改善される可能性もありますが、ちょっと何回かタッチしないと反応しないときがあるのがストレスです。
誤操作防止のためにちゃんとタッチしないと反応しないようになっているのであればそれはそれでメリットかもしれませんので一概にこれがデメリットとは思いませんが、もう少し使いやすくなると助かりますね。
デジタルズームの画質が劣化しやすい
これではまぁ個人的な理想ですが、デジタルズームをした時もある程度の画質は保ってほしかったです。
文字通り映像を引き延ばしたといった印象で明らかに劣化します。
デジタルズームではなくクロップならまだよかったのにと思わなくもないですが。そもそも5.5万円で買えるカメラにそこまでを求める方がおかしいのかも。
なのでズームはあきらめて編集時にクロップするという方法で解決しようと思います。
色味がわざとらしいときがある
これは完全に好みですが、青空の色や草木の緑の再度が高く、明らかに処理されているなという色味に感じるときがあります。
ただDJIによるとこれは意図的なもので、SNSにアップしたときに映えるように調整してあるとのこと。
なのでこだわる人が好むシネマティックな風合いにしたいときは映像調整でテクスチャをマイナスにしてノイズ処理も弱くすれば不自然なコントラストが軽減されます。
僕もそれぞれマイナス1にして撮っています。
実際の撮影シーンでの使い心地
続いて実際にどんなシーンで使ったのかを紹介します。
- Vlog
- スポーツ撮影
- フォトウォークPOV
僕が使っているのはこういったシーンの映像を撮るときです。
Vlogは家族で出かけたときに少し映像を残したいなと思って使っていますが、スマホで撮るよりも気軽に使えますし、マイク性能が良いのでめちゃくちゃ使えます。
狭いテーブルでも広角なので食事シーンも撮れますし、オートフォーカスを気にすることがないのでこれが実はめちゃくちゃ重宝します。
体育祭やスポーツの試合のとき、奥さんにカメラを預けても設定に戸惑う場面がありました。
そんなときにDJI Osmo Action 5 Proを預けたらボタン一つで録画できる簡単さに喜んでいて、僕は一眼で望遠撮影、奥さんにAction 5 Proで映像撮影してもらいました。
本当はカメラの上に設置して写真を撮りながら録画しようと思っていましたがそれは別のカメラで対応しました。
スポーツ撮影では望遠レンズがどうしても欲しくなるのでテレコンがあれば・・・DJIさんマジでお願いします!
あとはメインの目的のフォトウォークPOV。
YouTube撮影に使う目的で購入したのでこれが一番の目的です。
散歩しながらスナップを撮っていく様子を一人称で回しっぱなしにできるのでめちゃくちゃ重宝しています。
三脚兼ハンドルも購入したのでシーンによってネックマウントと使い分けています。
まだまだほかの使いかたも試したいとは思っているので釣りやトレッキング、キャンプで使ってみての感想も更新していきたいと思っていますのでお楽しみに。
DJI MIMO|アプリ連携による使いやすさと機能性
DJI Osmo Action 5 Proは「DJI MIMO」というスマホで使える専用アプリがあります。
一度設定してしまえばOsmo Action 5 Proの電源オンで接続されますので使い勝手は良いです。
もちろん画面をモニター連携して遠隔操作もできるのでAction 5 Proをちょっと離れた場所に置いていてもスマホから録画開始できるので非常に便利です。
映像をスマホに同期してそのまま簡単な編集ができてすぐにSNSにアップできるのも今の時代にマッチした仕組みになっているなと感心しました。
こういった純正アプリってあんまり使い勝手が良くないことが多いんですが、このアプリはかなりUIが考えられているのでおすすめです。
ライバル製品との比較
DJI Osmo Action 5 Pro以外にも選択肢としてライバル機のGoPro HERO 13、そしてまだ現役で使えるOsmo Action 4とももちろん比較しました。
スペックと機能、特に重要な項目を比較表にまとめてみたのでぜひ参考にしてください。
5 Pro | 4 | GoPro HERO 13 | |
---|---|---|---|
センサーサイズ | 1/1.3 CMOS | 1/1.3 CMOS | 1/1.9 CMOS |
暗所性能 | 良い | 普通 | 普通 |
最大解像度 | 4K | 4K | 5.3K |
被写体トラッキング | あり | なし | なし |
内臓ストレージ | あり | なし | なし |
価格 | 55,000円前後 | 44,000円前後 | 68,800円前後 |
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こうしてみるとDJI Osmo Action 5 Proの優位性がわかると思います。
ただGoPro HERO 13も最大解像度が5.3Kであったり、公式のアクセサリーが豊富だったりとこちらを選ぶメリットも多く、あとは正直好みの問題だと思います。
DJI製品はアダプターなしで純正マイクを接続できるというメリットが大きいと言われますが、そこまで本格的な撮影をしないという人にとっては気にする必要はないと思います。
僕がDJI Osmo Action 5 Proを選んだ理由
結果的にOsmo Action 5 Proを選びましたがその理由が
- 新型CMOSセンサー
- 被写体トラッキング機能
- 内臓ストレージ
- スーパーナイトモード
この4つです。
アクションカメラに限らず、デジカメ系はなんだかんだ言ってセンサーの質が画質の質に直結します。
もちろん好みによりますが、より新しい方が長く使っていけるクオリティになることが多いんです。
また被写体トラッキングも5 Proでなければ搭載されていないので、一人で撮影することが多い僕としてはこの機能は絶対欲しかったんですよね。
あとで映像を編集する際に自分が画面中央にいてくれた方が使いやすいので。
あとこれが一番の決め手になりましたが「内臓ストレージ」がついているというのがもう本当に神機能。
アクションカメラでこの内臓ストレージが搭載されているものは他にないので選択肢としてはかなり強力なポイントでした。
最後に夜のフォトウォークPOVも撮りたいと思っていたのでスーパーナイトモードはあった方がいいかなと思った点もあります。
これで前作と1万円ちょっとしか変わらないなら最新モデル選んだ方が後悔はないと思ったわけです。
Action5proのおすすめアクセサリー
僕はネックマウントコンボを購入したので、POVに必要なネックマウント以外に必要だと感じたアクセサリーを紹介します。
CYNOVA|保護フィルム
まずはアクションカメラなので画面の傷や汚れから保護するためのフィルムは必要だろうと思ってとりあえず買いました。
反応が悪くなるかもという心配はありましたが気泡もできずに感触も反応も変わらず使えるのでおすすめです。
NDフィルターを使うときに使えるかはまだ試していないのではやく試したいと思います。
もし干渉するようなら貼るタイプではなくねじ式のものを探そうと思います。
Ulanzi|三脚兼グリップ
YouTubeやLlogを撮るときにPOV映像ばかりだと飽きてしまうため、ミニ三脚と手持ちグリップは欲しいなと思っていました。
いろいろ検索していたら1つで二役をこなすこのUlanziの三脚があったので即買い。
UlanziもDJIと同じ中国・深センの会社でカメラ系のアクセサリーを販売している有名メーカーなのでとりあえず周辺アクセサリーはUlanziかSmall Rigを選んでおけば間違いないです。
高さも30cmくらいまで伸ばせますので少しカメラを離して広く撮りたいときやデスクの上で自撮りしたいときなんかはめっちゃ便利です。
Ulanzi|コールドシュー雲台
せっかくOsmo Action 系を使うなら便利なマグネットマウントが使いたいと思って、ネックマウント・三脚・カメラの上(コールドシュー)と行ったり来たりしやすいようにこれを買いました。
雲台の下に1/4ねじ穴があるのでダイレクトに三脚につけることができます。
これでネックマウントには初めからついていたマウント、三脚とカメラのコールドシューはこのコールドシュー雲台で対応というオールマイティなシステムが完成したので大満足です。
今のところ困ってはいないのでmicroSDカードや予備バッテリーは購入していませんが、長時間撮影をするならあった方が安心です。
スペック解説で紹介した推奨カードと純正バッテリーを今後買い足したいと思います。
こんな人におすすめ
スペックはわかったけど自分に必要かどうかの判断に迷うという人もいるかと思います。
僕が実際に使ってみておすすめできる人はこんなシーンで使いたい人です。
- アウトドア活動が好きな人
- マリンスポーツで映像を撮りたい人
- 手軽に高品質な映像を撮影したい人
- Vlogを始めてみたいと思っている人
アクションカメラなので多くの場合は登山やサーフィン、スノーボードなどのアクティビティでダイナミックな映像を撮れるカメラとして作られているので、こういったシーンではかなり活躍できます。
こういった遊びはしないという人でも気軽にVlog撮りたい人、できればスマホより高画質が良いという人にもめちゃくちゃおすすめです。
Vlogカムと言われるコンデジなどもいろいろありますが、設定が難しい場合が多いですし撮った映像をどうやって編集してSNSで使うかわからないという人にもDJI MIMOアプリで簡単にできますので使い方の幅も広がります。
このコンパクトさなので最悪三脚もネックマウントも外して単体で持っていけばいつでもポケットに入れて持ち出せるのもかなり強いです。
まとめ:気になる人は買ってよし!最強アクションカメラです。
かなり長文になってしまったので要点をまとめたいと思います。
- 映像クオリティ:10bit撮影でより滑らかな色再現。
- 被写体トラッキング機能:動く被写体も常にフォーカスを保ち、自撮りもラクラク。
- スーパーナイトモード:暗所でも明るく鮮明に撮影。
- バッテリー持続時間:1080pで最大4時間の撮影が可能。
- 防水性能:ケースなしで20mまで対応。
- 内蔵ストレージ:47GBのストレージでSDカードなしでも安心。
DJI Osmo Action 5 Proは、最新技術を詰め込んだ高コスパなアクションカメラです。
新型CMOSセンサーを搭載し、映像クオリティが大幅に向上。被写体トラッキング機能やスーパーナイトモードにより、多様なシーンでの撮影が可能です。さらに、内蔵ストレージ47GBや防水性能の向上など、使いやすさと利便性も強化されています。
何よりも持って出かけたくなるという気持ちにさせてくれるだけでも人生の幅が広がると思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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